FMおかざき「心の宅急便」の23回目(3月17日)。
今週は「春分の日とお彼岸」のお話しです。
三重60周年に出席するため、四日市の会場に向かう途中での放送になりました。
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今日は彼岸の入りですね。そして3月20日は春分の日。
今日はそのお話しをしましょう。
「春分の日」というのは、国民の祝日の一つで、春の彼岸の中日でもあります。
祝日法では、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と規定されています。
おおよそ3月20日もしくは21日になるのですが、正式には国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、前年2月第1平日付の官報で発表されるんだそうです。
天文計算上では、2025年までは閏年とその翌年が3月20日になり、その他の年は3月21日となるみたいです。
さて、この春分の日。昔は「春季皇霊祭」という祭日でした。
歴代の天皇さまの御霊を祭る日です。皇室のお彼岸のまつりの日とも言えるでしょう。
さて、「春分」といえば、「太陽が真東から昇り、真西に沈む」とか「昼と夜の時間がほぼ同じ」ということはご存知でしょう。でも、昼と夜の時間は全く同じではないんです。
ちなみに、今年の春分の日、岡崎の日の出は5時55分、日の入は18時3分です。
したがって、昼は12時間8分、夜は11時間52分となります!!
16分も違いますね。何故でしょう?
これは日の出、日の入りの定義と関係あるようです。
日の出・日の入は、「太陽の上辺が水平線に接したとき」なんだそうです。(中心ではないんですね。)
つまり、太陽が出始めたときが日の出で、太陽が完全に沈んだときが日の入りです。
また、水平線付近では光の屈折により、太陽が少し上にみえるんだそうです。
だから、昼のが少し長いんですね^^;
さて、春分といえば、春のお彼岸ですね。
春分の日から3日前が「彼岸の入り」、春分の日が「彼岸の中日」、春分の日の3日後が「彼岸の明け」でこの7日間が「お彼岸」です。
「彼岸」は文字通り、「あっちの岸」という意味で、「此岸」の対義語になります。
もともと仏教語ですから、「此岸」が我々が生活している現世であり、「彼岸」は仏様の世界、理想郷という事のようです。
また、仏教には西方浄土の思想もあり、太陽が真西に沈むこの日に、少しでも「彼岸」に近づけるように修行をしたことが始まりのようです。
それが、日本古来の先祖崇拝と深く結びついていったようですね。
我々が今あるのも、ご先祖様のお蔭です。
ゆっくりご先祖様のお参りをしたいものですね。
お彼岸につきものの食べ物といえば・・・「ぼたもち」ですね。
「ぼたもち」は「おはぎ」ともいいます。
「ぼたもち」と「おはぎ」の違い分かりますか?
「ぼたもち」は、形が牡丹の花に似ていることから「牡丹餅」といい、それがつづまって「ぼたもち」となったようです。
「おはぎ」は、萩の花に似ていることから「お萩」となったようです。
ともに、糯米(もちごめ)と粳米(うるちごめ)とをまぜてたき、軽くついたものを、ちぎって丸め、あずき餡、きなこなどをまぶしたもので、全く同じなんですが、・・・
春に食べるものを「ぼたもち」といい、
秋に食べるものを「おはぎ」というようですね。
では、夏と冬はどうなるんでしょう?
調べてみると、
夏:「夜船」
1)いつのまにか着く(搗く)ところから〔俚言集覧〕。
2)中が白く、外が黒いところから、中が明るく、外が暗い夜船にたとえたもの
冬:「北窓」
「北窓の月入らず」を、「搗(つ)き入らず」に掛けたもの
というようです。
また他にも、「隣知らず」「やわやわ」なんて名前もあるようですよ。
季節によって呼び名が変わるのも風情があって良いですね。
こどもさんに少し蘊蓄を披露すると、オヤジの株が少し上がるかも?
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