黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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- 2009年04月03日の記事
FMおかざき「心の宅急便」の25回目、3月31日の放送です。
(UPが遅くなりましたm(_ _)m)
伊勢に出張中でしたので、土俵際からの放送になりました。
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桜の季節になりました。
今日は桜に因んだお話しをさせていただきます。
岡崎公園の桜の開花が3月18日だったようで、満開となるのは例年1週間後くらいなんですが・・・。
ここ数日寒い日がつづいたせいか、開花の進み具合は遅れているようですね。
さて、桜は日本を代表する花です。
法律で決まっているわけではないですが、桜は菊と共に日本の国花とされています。
ラグビー日本代表のシンボルも桜ですね。
「さくら」をテーマにした和歌、俳句、歌謡曲も数多くあります。
正に日本を代表する花と言えるでしょう。
ご存知の方も多いと思いますが・・・・
花といえば、万葉~平安初期までは梅でした。
それが、平安後期から花=桜となったようですね。
万葉集では、花=梅を詠んだ和歌が多く、古今集、新古今集などでは 花=桜を詠んだ歌が多いんだそうです。
ちなみに、「さくら」の語源を調べてみました。
物凄く沢山あるんですね。
(もう死語でしょうか?)
入学式のシンボルでもあります。
「花は桜木。人は武士。」と言われるように、パッと咲いて、潔く散る武士道精神の象徴にもなっています。
靖國神社の桜もこの延長でしょうか。
「同期の桜」とも言いますね。靖國さんの境内の桜の多くが、亡き戦友たちを想って寄進された桜だそうです。
かつて、西行法師はこの和歌を残しました。
神風特攻隊の4部隊・・・敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊の名前がこの和歌に因んでいることから、軍国主義の和歌と捉えられがちですが、素直に鑑賞したいものです。
古くは、農作業を始める前に桜の木の前で豊作を祈願する神事を行ったといいます。
神事の後は、お直会がつきものです^^;
これが花見の原型になったとも言われています。
花見の記録で古いものには、日本後紀の記述があります。
江戸時代にはそれが庶民に広まるといった具合に、他の日本の伝統行事とほぼ同じ推移を辿っているようです。
さて、「花より団子」ともいうように、花見でのどんちゃん騒ぎは庶民の楽しみでしょうか^^;
ただ、無法者は許し難いですよね。
花見をする前から、広い場所を占有する団体。
大音量のカラオケや、火気の使用、花火など周りの人に迷惑や危険を与えたりする行為。
花見の後に、飲食物やゴミを放置している人。
何とかならないものかと、つくづく思います。
同じ事を吉田兼好も感じていたのでしょうか?
徒然草の137段にこうあります。
いずれにしても桜は日本人になくてはならない花ですね。
ソメイヨシノ以外にも山桜やしだれ桜、色々な桜があります。
それぞれの風情をゆっくりと、しみじみと鑑賞したいものですね。
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(UPが遅くなりましたm(_ _)m)
伊勢に出張中でしたので、土俵際からの放送になりました。
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桜の季節になりました。
今日は桜に因んだお話しをさせていただきます。
岡崎公園の桜の開花が3月18日だったようで、満開となるのは例年1週間後くらいなんですが・・・。
ここ数日寒い日がつづいたせいか、開花の進み具合は遅れているようですね。
さて、桜は日本を代表する花です。
法律で決まっているわけではないですが、桜は菊と共に日本の国花とされています。
ラグビー日本代表のシンボルも桜ですね。
「さくら」をテーマにした和歌、俳句、歌謡曲も数多くあります。
正に日本を代表する花と言えるでしょう。
ご存知の方も多いと思いますが・・・・
花といえば、万葉~平安初期までは梅でした。
それが、平安後期から花=桜となったようですね。
万葉集では、花=梅を詠んだ和歌が多く、古今集、新古今集などでは 花=桜を詠んだ歌が多いんだそうです。
ちなみに、「さくら」の語源を調べてみました。
物凄く沢山あるんですね。
サクラサクと言えば、合格電報ですね^^;1. 桜の霊である此花サクヤ(咲耶・開耶)姫から、サクヤの転〔萍の跡・茅窓漫録・名言通・和訓栞・大言海〕。
2. サキムラガル(咲簇)の約〔萍の跡・茅窓漫録・和訓栞〕。
3. サキウラ(咲麗)の約〔大言海〕。サクウルハシギ(咲麗如木)の義〔日本語原学=林甕臣〕。
4. よろずの花の中で勝れて美しい意から、サキハヤ(咲光映)の約転〔古事記伝・菊池俗言考〕。
5. 樹皮が横に裂けるので、サクル(裂)の転〔日本釈名〕。
6. サケヒラク(割開)の略〔紫門和語類集〕。
7. 咲くと花ぐもりとなるところから、サキクモル義〔和句解・日本声母伝〕。
8. サキ(幸)の転声。ラは花カヅラ、カツラのラ〔和語私臆鈔〕。
9. 花の中で殊にすぐれているところからサはするどくあらわれた様、クはわかれた様、ラはひらく様の意〔槇のいた屋〕。
10. その色からシラカルラカの反〔名語記〕。
11. サクワウ(開王)の転〔言元梯〕。
12. 美しく光りかがやく意の「灼爍」の別音SakRa から〔日本語原考=与謝野寛〕。
13. サはサガミ(田神)のサで、穀霊の意。クラは神の憑りつく所の意のクラ(座)で、サクラは穀霊の憑りつく神座の意。桜に限らなかった〔万葉集東歌研究=桜井満〕。(日国ネットより)
(もう死語でしょうか?)
入学式のシンボルでもあります。
「花は桜木。人は武士。」と言われるように、パッと咲いて、潔く散る武士道精神の象徴にもなっています。
靖國神社の桜もこの延長でしょうか。
「同期の桜」とも言いますね。靖國さんの境内の桜の多くが、亡き戦友たちを想って寄進された桜だそうです。
かつて、西行法師はこの和歌を残しました。
芭蕉はこの俳句を残しました。願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ
国学者本居宣長のこの和歌は有名ですね。さまざまの 事おもひ出す 桜哉
日本人の本当の心とは、朝日に映える山桜の花の美しさを素直に感じる心という意味です。敷島のやまとごころを人問はば 朝日ににほふ山桜花
大和心とはどういうものかと人から尋ねられれば、
「朝日をあびて照り輝く潔く美しい山桜だ」と答えよう。
神風特攻隊の4部隊・・・敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊の名前がこの和歌に因んでいることから、軍国主義の和歌と捉えられがちですが、素直に鑑賞したいものです。
古くは、農作業を始める前に桜の木の前で豊作を祈願する神事を行ったといいます。
神事の後は、お直会がつきものです^^;
これが花見の原型になったとも言われています。
花見の記録で古いものには、日本後紀の記述があります。
宮中の行事が、貴族の行事となり、そして武家の行事へ。日本後紀‐弘仁三年〔812〕二月辛丑
「幸神泉苑、覧花樹、命文人賦詩、賜綿有差、花宴之節始於此矣」
(嵯峨天皇)
江戸時代にはそれが庶民に広まるといった具合に、他の日本の伝統行事とほぼ同じ推移を辿っているようです。
さて、「花より団子」ともいうように、花見でのどんちゃん騒ぎは庶民の楽しみでしょうか^^;
ただ、無法者は許し難いですよね。
花見をする前から、広い場所を占有する団体。
大音量のカラオケや、火気の使用、花火など周りの人に迷惑や危険を与えたりする行為。
花見の後に、飲食物やゴミを放置している人。
何とかならないものかと、つくづく思います。
同じ事を吉田兼好も感じていたのでしょうか?
徒然草の137段にこうあります。
ある種、花見の極意を説いているとも言えるでしょうか?花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨にむかひて月を戀ひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情ふかし。咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころおほけれ。歌の詞書にも、「花見に罷りけるに、はやく散り過ぎにければ」とも、「さはることありて罷らで」なども書けるは、「花を見て」といへるに劣れる事かは。花の散り、月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊に頑なる人ぞ、「この枝かの枝散りにけり。今は見所なし」などはいふめる。
萬の事も、始め終りこそをかしけれ。男女の情も、偏に逢ひ見るをばいふものかは。逢はでやみにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、長き夜をひとり明し、遠き雲居を思ひやり、淺茅が宿に昔を忍ぶこそ、色好むとはいはめ。
望月の隈なきを、千里の外まで眺めたるよりも、曉近くなりて待ちいでたるが、いと心ぶかう、青みたる樣にて、深き山の杉の梢に見えたる木の間の影、うちしぐれたるむら雲がくれのほど、またなくあはれなり。椎柴・白樫などの濡れたるやうなる葉の上にきらめきたるこそ、身にしみて、心あらむ友もがなと、都こひしう覺ゆれ。
すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。春は家を立ち去らでも、月の夜は閨のうちながらも思へるこそ、いと頼もしう、をかしけれ。よき人は、偏にすける樣にも見えず、興ずる樣もなほざりなり。片田舎の人こそ、色濃くよろづはもて興ずれ。花のもとには、ねぢより立ちより、あからめもせずまもりて、酒飮み、連歌して、はては大きなる枝、心なく折り取りぬ。泉には手・足さしひたして、雪にはおりたちて跡つけなど、萬の物、よそながら見る事なし。
いずれにしても桜は日本人になくてはならない花ですね。
ソメイヨシノ以外にも山桜やしだれ桜、色々な桜があります。
それぞれの風情をゆっくりと、しみじみと鑑賞したいものですね。
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