黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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- 2009年05月19日の記事
FMおかざき「心の宅急便」の32回目。
「ことばの話」です。
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昨日5月18日は「ことばの日」だったみたいですね。
朝、車のカーナビが教えてくれました。
どうやら 518の語呂合わせのようですが、「正しい言葉遣いについて考える日」ということでしょうか?
そういえば、朝のTV番組で産経新聞の記事を紹介して、男言葉・女言葉のことを言っていましたね。
ネットからの引用ですが、以下にご紹介します。
※旺文社「第6 回ことばに関するアンケート」集計結果
面白いアンケート結果というべきか、嘆かわしい結果というべきか・・・。
色々と考えさせられますね。
きれいな言葉ときたない言葉。
男言葉と女言葉。
使い分けが上手くできなくなってきているのでしょうか。
中性化する言葉遣いっていうのは、もしかしたら、男らしさや女らしさを否定する教育の影響なんでしょうか?
何がきれいな言葉遣いが分からないという回答が多いのも気になります。
でも、これは子どもに限ったことではないですよね。
仲間内での言葉と、社会の中での言葉(タメ口^^;)の区別が出来ない大人も多くいます。
特に電話セールスに多いような気がするのは、私だけでしょうか。
TPOに応じた言葉遣いを身につける必要がありますよね。
時折、社頭でも、???と首をかしげたくなるような口調で話す方もいらっしゃいますね^^;
そういえば、敬語が使えない社会人の増加も問題になっていますね。
そもそも「ことば」というのは、・・・
こと(言)+は(端・葉)です。「ことのは」という古語もありますね。
また、古くは「こと(言)」【言語】と「こと(事)」【事柄】は区別されていなかったようです。
「事」が「言」に表れたときに、始めて知覚されるという説もあります。
ちょっと難しいですね。
「まこと」=「ま」+「こと」
が分かりやすいでしょうか。
「まこと」は、真実、事実、真理、うそでないこと・・・
という意味ですが、この「こと」言葉であると同時に、事柄でもあります。
ところで、神道には、言霊(ことだま)の信仰・思想があります。
言霊というのは、・・・
その最たるものが、神社で神主さんが奏上する祝詞なんですね。
祝詞は、神主自身が大和言葉で作文するんですが、神さまに奏上する言葉ですから、特に気をつけて、美しいことばでなくてはなりません。
この言霊信仰ですが、神社だけでなく、一般社会にも残っています。
「○○○○なんて、縁起でもない。」
なんて言ったりしますよね。
結婚式で「切れる」、「帰る」、「終わる」などを避けたり、受験生に「落ちる」「滑る」が禁句なのも、まさにこれですm(_ _)m
これは「忌み言葉」と言います。
余談ですが、伊勢神宮ではこんな「忌み言葉」が使われていたようですよ。
「経」を「染紙(そめがみ)」
「僧」を「髪長(かみなが)」
と言ったり、
「死」を「なおる」
「血」を「あせ」
と言ったりしていたようです。
話がそれました。
逆に、語呂合わせの縁起担ぎもありますね。
「2951」=「福来い」とか、「橙」=「代々」とか、「二升半」=「ますます繁盛」とか・・・
躾や教育でも、「お前はダメだ」「悪い子だ」と言って育てるより、褒めて育てるのが良いとも言いますよね。
これもある意味、言霊信仰かも知れません。
さて、「ことば」は、言うまでもなくコミュニケーションの手段です。
正しい使い方をしないと、正しく伝えることが出来ません。
同じ言葉でも、状況によって様々な意味を持ちますし、言い方一つで、誤解を生じたりもします。
また、「ことば」は文化の中核をなすものでもありますね。
日本語があって、日本文化が成り立つとも言えるでしょう。
言葉は変化するものでもありますが、正しい使い方を出来るだけ崩さないようにしたいものですね。
それには、やっぱり国語教育の重要性を再認識する必要があるとも思います。
英語教育も良いですが・・・・。
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「ことばの話」です。
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昨日5月18日は「ことばの日」だったみたいですね。
朝、車のカーナビが教えてくれました。
どうやら 518の語呂合わせのようですが、「正しい言葉遣いについて考える日」ということでしょうか?
そういえば、朝のTV番組で産経新聞の記事を紹介して、男言葉・女言葉のことを言っていましたね。
ネットからの引用ですが、以下にご紹介します。
このアンケートの詳細もネットにありました。「おまえ、いいかげんにしろよ」男言葉使う女子3割
MSN産経ニュース 2009.5.17 19:53
「おまえ、いいかげんにしろよ」など男性言葉を使う女子が約3割いるなど言葉遣いが「中性化」している実態が小・中・高校生らを対象に行った旺文社の「ことばに関するアンケート」で分かった。
旺文社生涯学習検定センターが実施している「語彙(ごい)力検定」受検者を対象に昨年11~12月に行ったアンケートで小学生から高校生約1万人が回答した。
今回は「言葉の美醜」をテーマにアンケート。
「男子と女子が使う言葉は同じだと思うか」という質問では約7割が「いいえ」と答えた。しかし、次のような言葉遣いをするかどうか聞いたところ、「おま え、いいかげんにしろよ」という言葉を実際に使うとしたのは男子で63.6%、女子でも27.6%いた。「このカレーライスうまいね」では男子は 70.3%、女子は33.5%だった。
一方、「きれいな言葉遣いで話したい」という子は47.5%。「あなたの近くにきれいな言葉遣いで話す人はいますか」と聞いたところ53.2%と過半数が「はい」と答えたが、32.8%が「わからない」とした。
近くにきれいな言葉遣いをする人がいるとした子に誰か聞いたところ、女子は「女の友達」(52.0%)▽「学校の先生」(30.7%)▽「母 親」(27.8%)と友達が教師や母親らを抜いて1位。男子は「学校の先生」(30.6%)▽「男の友達」(30.0%)などだった。
※旺文社「第6 回ことばに関するアンケート」集計結果
面白いアンケート結果というべきか、嘆かわしい結果というべきか・・・。
色々と考えさせられますね。
きれいな言葉ときたない言葉。
男言葉と女言葉。
使い分けが上手くできなくなってきているのでしょうか。
中性化する言葉遣いっていうのは、もしかしたら、男らしさや女らしさを否定する教育の影響なんでしょうか?
何がきれいな言葉遣いが分からないという回答が多いのも気になります。
でも、これは子どもに限ったことではないですよね。
仲間内での言葉と、社会の中での言葉(タメ口^^;)の区別が出来ない大人も多くいます。
特に電話セールスに多いような気がするのは、私だけでしょうか。
TPOに応じた言葉遣いを身につける必要がありますよね。
時折、社頭でも、???と首をかしげたくなるような口調で話す方もいらっしゃいますね^^;
そういえば、敬語が使えない社会人の増加も問題になっていますね。
そもそも「ことば」というのは、・・・
こと(言)+は(端・葉)です。「ことのは」という古語もありますね。
また、古くは「こと(言)」【言語】と「こと(事)」【事柄】は区別されていなかったようです。
「事」が「言」に表れたときに、始めて知覚されるという説もあります。
ちょっと難しいですね。
「まこと」=「ま」+「こと」
が分かりやすいでしょうか。
「まこと」は、真実、事実、真理、うそでないこと・・・
という意味ですが、この「こと」言葉であると同時に、事柄でもあります。
ところで、神道には、言霊(ことだま)の信仰・思想があります。
言霊というのは、・・・
ということですが、これは今でもしっかりと根付いています。ことばに宿ると信じられた霊力。
発せられたことばの内容どおりの状態を実現する力がある。
「敷島の大和(やまと)の国は言霊の幸(さき)はふ国」(万葉集)
その最たるものが、神社で神主さんが奏上する祝詞なんですね。
祝詞は、神主自身が大和言葉で作文するんですが、神さまに奏上する言葉ですから、特に気をつけて、美しいことばでなくてはなりません。
この言霊信仰ですが、神社だけでなく、一般社会にも残っています。
「○○○○なんて、縁起でもない。」
なんて言ったりしますよね。
結婚式で「切れる」、「帰る」、「終わる」などを避けたり、受験生に「落ちる」「滑る」が禁句なのも、まさにこれですm(_ _)m
これは「忌み言葉」と言います。
余談ですが、伊勢神宮ではこんな「忌み言葉」が使われていたようですよ。
「仏」を「中子(なかご)」延喜式〔927〕五・神祇・斎宮
凡忌詞、内七言、仏称 中子 、経称 染紙 、塔称 阿良良岐 、寺称 瓦葺 、僧称 髪長 、尼称 女髪長 、斎称 片膳 。外七言、死称 奈保留 、病称 夜須美 、哭称 塩垂 、血称 阿世 、打称 撫、宍称 菌、墓称 壌。又別忌詞、堂称 香燃 、優婆塞称 角筈
「経」を「染紙(そめがみ)」
「僧」を「髪長(かみなが)」
と言ったり、
「死」を「なおる」
「血」を「あせ」
と言ったりしていたようです。
話がそれました。
逆に、語呂合わせの縁起担ぎもありますね。
「2951」=「福来い」とか、「橙」=「代々」とか、「二升半」=「ますます繁盛」とか・・・
躾や教育でも、「お前はダメだ」「悪い子だ」と言って育てるより、褒めて育てるのが良いとも言いますよね。
これもある意味、言霊信仰かも知れません。
さて、「ことば」は、言うまでもなくコミュニケーションの手段です。
正しい使い方をしないと、正しく伝えることが出来ません。
同じ言葉でも、状況によって様々な意味を持ちますし、言い方一つで、誤解を生じたりもします。
また、「ことば」は文化の中核をなすものでもありますね。
日本語があって、日本文化が成り立つとも言えるでしょう。
言葉は変化するものでもありますが、正しい使い方を出来るだけ崩さないようにしたいものですね。
それには、やっぱり国語教育の重要性を再認識する必要があるとも思います。
英語教育も良いですが・・・・。
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