黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
尚、FirefoxとInternetExplorerの最新版で表示確認を行っています。(旧版で表示が乱れていたらゴメンナサイ。)またjavascriptを有効にしてご覧下さいませ。
- お知らせ(20)
- [岡崎天満宮]お祭り(24)
- [岡崎天満宮]境内から(29)
- [岡崎天満宮]社務所から(26)
- [岡崎天満宮]梅花(45)
- [岡崎天満宮]牡丹(23)
- [岡崎天満宮]新緑(2)
- [岡崎天満宮]紅葉(4)
- [岡崎天満宮]雪景色(1)
- [岡崎天満宮]各種整備事業(4)
- [兼務社・その他]八柱神社(2)
- [兼務社・その他]若宮八幡宮(3)
- [兼務社・その他]白山社(2)
- [兼務社・その他]石工団地神社(1)
- [兼務社・その他]岡崎市の神社(12)
- [兼務社・その他]愛知県の神社(3)
- [旅先から]神宮・遷宮(21)
- [旅先から]神社参拝など(60)
- [旅先から]研修会・勉強会など(13)
- [旅先から]会議・会合・大会など(33)
- [旅先から]その他(61)
- [神社神道の豆知識]おまいり(7)
- [神社神道の豆知識]年中行事(4)
- [気になるニュース]お伊勢さんのこと(1)
- [気になるニュース]皇室のこと(6)
- [気になるニュース]国のこと(10)
- [気になるニュース]地域のこと(5)
- [気になるニュース]社会のこと(6)
- [気になるニュース]教育のこと(3)
- [気になるニュース]政教関連(3)
- [気になるニュース]靖国さんのこと(2)
- [気になるニュース]その他(0)
- [自然災害]中越沖地震(12)
- [自然災害]その他(6)
- [HOW TO]門松の作り方(6)
- [HOW TO]茅の輪の作り方(1)
- [HOW TO]縄・紐の結び方(1)
- [PC・ネット備忘録]更新履歴(21)
- [PC・ネット備忘録]和暦(元号)表示(2)
- [PC・ネット備忘録]その他(6)
- 家族のこと(49)
- 心の宅急便(78)
- つれづれ(148)
- [神社神道の豆知識]人生儀礼(8)
- 知ろう学ぼうお米作り(9)
- PTA(5)
- twitter(19)
※只今、過去記事を整理中です^^;順次カテゴリーを細分化して過去記事にアクセスしやすいようにしていきたいと思います。気長にお待ち下さいませ。。。
- ■次数
⇒07/23 by かいうさぎさん
- ■ひなまつり
⇒04/28 by ベイダーさん
- ■「え」の話
⇒03/31 by 名無しの権兵衛さん
- ■「い」の話
⇒03/11 by twitter@euporiaさん
- ■「い」の話
⇒03/09 by twitter@euporiaさん
- ■「あ」の話
⇒03/03 by twitter@euporiaさん
- ■節分の話~その2
⇒02/06 by 満月さん
- ■節分の話
⇒01/28 by isuzuさん
- ■あげまき結びの結び方
⇒01/09 by クルックルッ日記のcocorokkです。さん
- ■アクセス 1000件/日
⇒01/07 by ルルさん
- ■アクセス 1000件/日
⇒01/05 by ルルさん
- ■奉祝 天皇陛下御誕生日
⇒12/24 by サカエさん
- ■こんなのアリ?
⇒12/16 by ルルさん
- ■支部12月々次祭
⇒12/11 by 鷹さん
- ■狛犬の話
⇒12/09 by 満月さん
毎度コメントありがとうございます。
古い記事へのコメントも大歓迎です^^;
お気軽に一言お願いしますね。
- ■御即位20年奉祝式典
⇒ほそかわ・かずひこの BLOG(12/21) - ■代理出産・・・
⇒ニュースな奴(11/02) - ■わたしの竹島ですが、何か?
⇒五十鈴神社『宮司の社務日誌』(08/27) - ■佐嘉神社
⇒地鎮祭|初穂料やお礼の費用と服装・準備やマナー(05/23) - ■年賀状
⇒五十鈴神社『宮司の社務日誌』(02/26)
トラックバックは管理人の承認後に表示されます。何卒ご寛容下さいませ^^;
月別の書庫です。
昔の記事もお気軽にお楽しみ下さいませ。
こちらのサイトも是非ご覧下さいませ。
- [Official]岡崎天満宮
- [Official]梅園剣道教室
- [Blog]7番目のイ長調
- [Blog]安28会の日記
- [Blog]委員長日記
- [Blog]伊文神社の異聞録
- [Blog]ニコニコファーム日記
- [Blog]“なかとりもち”として
- [Blog]てんじん山・魯閑人日記
- [Blog]五十鈴宮司の『社務日誌』
- [Blog]愛媛県神道青年会 会長日記
- [Blog]木の国神話の社 社務日誌
- [Blog]ひかげのかづら
- [Blog]公智神社
- [Blog]憂鬱な猿
- [Official]神道青年全国協議会
- [Official]愛知県神道青年会
- [Official]神社と神道
- [Blog]ひとりごと in ピンゲ♪
- [Blog]松副のひとり言
- [Official]FMおかざき
- [Blog]たのあやのGirlsBeVicious
- [Blog]♪なっち♪と♪たのあや♪のこと音のことね
- [Blog]和物屋店長の業務日誌
いつも御交誼ありがとうございます。

「心の宅急便」
毎週火曜日、お昼の12時45分から出演しています^^;
- トップページ ≫
- 2009年06月の記事
目次
06月30日:夏越の大祓 その2 【心の宅急便】
06月30日:いけませんねぇ・・・ 【つれづれ】
06月23日:夏越の大祓 【心の宅急便】
06月16日:夏至の話 【心の宅急便】
06月09日:初宮まいり 【家族のこと】
06月03日:西三河地区神社関係者大会 【つれづれ】
06月02日:水無月・梅雨・梅の実・・・ 【心の宅急便】
06月02日:交通安全パレード 【PTA】
06月02日:梅とり 【[岡崎天満宮]境内から】
06月30日:いけませんねぇ・・・ 【つれづれ】
06月23日:夏越の大祓 【心の宅急便】
06月16日:夏至の話 【心の宅急便】
06月09日:初宮まいり 【家族のこと】
06月03日:西三河地区神社関係者大会 【つれづれ】
06月02日:水無月・梅雨・梅の実・・・ 【心の宅急便】
06月02日:交通安全パレード 【PTA】
06月02日:梅とり 【[岡崎天満宮]境内から】
| ■■■■■ |
FMおかざき「心の宅急便」の38回目。
6月30日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
水無月の夏越の祓ひする人は 千歳の命延ぶと云ふなり
当神社では、昨日と今日「夏越の大祓」「輪くぐり神事」を斎行しています。
「大祓」については、先週もお話ししましたが、補足といいますか、先週お話しできなかったことを、今日はお話しさせていただきたいと思います。
つまり、先週のお話しの続きです。
「夏越の大祓」と「茅の輪くぐり」にあわせて、「虫封じの行事」をするところも多くあります。
「虫封じ」の「虫」はいわゆる「疳の虫」ですね。
赤ちゃんや小さなお子さん、乳幼児の夜泣き、癇癪を軽減させるために行うものです。
「虫封じ」というのは、基本的には単なるおまじないともいわれますが、癇癪を「虫」のせいにすることにより、母親の子育てのストレスを緩和する意味もありますね。でないと子育てに自身が無くなってしまいそうですもんね。
具体的には、色々な方法があります。
名古屋の各神社で行われる赤丸神事などもありますね。
おでこに赤い染料をちょんとつけるあれです。
また熱田神宮の摂社・高倉結御子神社の「井戸のぞき」も有名です。
他には、虫切り鎌の奉納をすることろや、虫の字に針を刺すところもあるようです。
塩を使って、指から糸を出す民間療法もあるようですね^^;
何しろ乳幼児期は不安定な時期だとも言えます。
だからこそ、神仏にすがり、ご加護を祈ることも重要だと思います。
虫繋がりで・・・・^^;
「虫送り」という行事をご存知でしょうか?
昔は盛に行われていたようですが、最近ではどんどん姿を消していっているようです。
農作物(主に稲)の害虫を村外に送りだす行事です。
大勢の村人が、松明(たいまつ)をともし、鉦や太鼓をたたいて、「送った送った、何虫を送った」とはやしたてながら、田のあぜを歩き回り、最後に村はずれなどに送って行くものです。
愛知県では、常滑市矢田地区、稲沢市の祖父江に残っているそうです。ともに「尾張の虫送り行事」として県指定無形民俗文化財に指定されています。
この「虫送り」は「さねもり送り」とも呼ばれます。
漢字で書くと「実盛送り」です。
この「実盛」というのは平家物語にも登場する「斎藤実盛」のことですが、こんないわれがあります。
稲の害虫(特にウンカ)を「実盛虫」といったりもします。
実際の虫送りでは、帯刀の侍姿の藁人形(実盛人形)を担ぎ歩く所もあるそうです。
そして最後はこの人形を川に流すんだとか・・・・。
今では農薬や農業技術の進歩により、どんどん廃れて言っている風習ですが、何かしら風情がある行事で、大切に後世に残していきたいものの一つだと思います。
「災いを祓い清め、幸福を祈る。」というのが、「夏越の大祓」「虫封じ」「虫送り」に共通しています。
災いや罪穢れを祓い清める、除き去るという点ですね。
厳しい夏を無事乗り越え、実りの秋を迎えることの有り難さを、昔の人は現代人以上に感じていたのかもしれません。どちらが良いとか悪いではないですが、そうした感覚は伝統文化の根底をなすものだとも思います。
現代社会ではだんだん希薄になってきていますが、四季折々の一つ一つ行事を見つめ直すことも大切ですよね。先人の知恵の再確認ともいえます。
そうすることによって、現代人のDNAにもしっかりと受け継がれているであろう日本人のこころを思い出すことが出来るのではないかと思います。
今夜も当宮では輪くぐり神事を執り行います。
是非多くの方にご参列いただきたいと存じます。
----------------------------------------------------------------------
6月30日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
水無月の夏越の祓ひする人は 千歳の命延ぶと云ふなり
当神社では、昨日と今日「夏越の大祓」「輪くぐり神事」を斎行しています。
「大祓」については、先週もお話ししましたが、補足といいますか、先週お話しできなかったことを、今日はお話しさせていただきたいと思います。
つまり、先週のお話しの続きです。
「夏越の大祓」と「茅の輪くぐり」にあわせて、「虫封じの行事」をするところも多くあります。
「虫封じ」の「虫」はいわゆる「疳の虫」ですね。
赤ちゃんや小さなお子さん、乳幼児の夜泣き、癇癪を軽減させるために行うものです。
「虫封じ」というのは、基本的には単なるおまじないともいわれますが、癇癪を「虫」のせいにすることにより、母親の子育てのストレスを緩和する意味もありますね。でないと子育てに自身が無くなってしまいそうですもんね。
具体的には、色々な方法があります。
名古屋の各神社で行われる赤丸神事などもありますね。
おでこに赤い染料をちょんとつけるあれです。
また熱田神宮の摂社・高倉結御子神社の「井戸のぞき」も有名です。
他には、虫切り鎌の奉納をすることろや、虫の字に針を刺すところもあるようです。
塩を使って、指から糸を出す民間療法もあるようですね^^;
何しろ乳幼児期は不安定な時期だとも言えます。
だからこそ、神仏にすがり、ご加護を祈ることも重要だと思います。
虫繋がりで・・・・^^;
「虫送り」という行事をご存知でしょうか?
昔は盛に行われていたようですが、最近ではどんどん姿を消していっているようです。
農作物(主に稲)の害虫を村外に送りだす行事です。
大勢の村人が、松明(たいまつ)をともし、鉦や太鼓をたたいて、「送った送った、何虫を送った」とはやしたてながら、田のあぜを歩き回り、最後に村はずれなどに送って行くものです。
愛知県では、常滑市矢田地区、稲沢市の祖父江に残っているそうです。ともに「尾張の虫送り行事」として県指定無形民俗文化財に指定されています。
この「虫送り」は「さねもり送り」とも呼ばれます。
漢字で書くと「実盛送り」です。
この「実盛」というのは平家物語にも登場する「斎藤実盛」のことですが、こんないわれがあります。
というものです。実盛が討たれる際、乗っていた馬が稲の切り株につまずいたところを討ち取られたために、その霊が稲を食い荒らす害虫(稲虫)になった・・・・
稲の害虫(特にウンカ)を「実盛虫」といったりもします。
実際の虫送りでは、帯刀の侍姿の藁人形(実盛人形)を担ぎ歩く所もあるそうです。
そして最後はこの人形を川に流すんだとか・・・・。
今では農薬や農業技術の進歩により、どんどん廃れて言っている風習ですが、何かしら風情がある行事で、大切に後世に残していきたいものの一つだと思います。
「災いを祓い清め、幸福を祈る。」というのが、「夏越の大祓」「虫封じ」「虫送り」に共通しています。
災いや罪穢れを祓い清める、除き去るという点ですね。
厳しい夏を無事乗り越え、実りの秋を迎えることの有り難さを、昔の人は現代人以上に感じていたのかもしれません。どちらが良いとか悪いではないですが、そうした感覚は伝統文化の根底をなすものだとも思います。
現代社会ではだんだん希薄になってきていますが、四季折々の一つ一つ行事を見つめ直すことも大切ですよね。先人の知恵の再確認ともいえます。
そうすることによって、現代人のDNAにもしっかりと受け継がれているであろう日本人のこころを思い出すことが出来るのではないかと思います。
今夜も当宮では輪くぐり神事を執り行います。
是非多くの方にご参列いただきたいと存じます。
----------------------------------------------------------------------
すっかり更新を怠っています。
PCの調子が悪く、動作が鈍いのでキーボードを打つのが億劫になり・・・・
溜まった社務の整理に負われながら、ついつい後回しにしていました。
とはいっても、「心の宅急便」のUPもしなければなりません。
今日は大祓。
明日に持ち越したくないので、これから一気に3回分をUPしたいと思います。
ただ、今後の整理を考え過去日付で投稿しますので^^;
お許し下さいね。
PCの調子が悪く、動作が鈍いのでキーボードを打つのが億劫になり・・・・
溜まった社務の整理に負われながら、ついつい後回しにしていました。
とはいっても、「心の宅急便」のUPもしなければなりません。
今日は大祓。
明日に持ち越したくないので、これから一気に3回分をUPしたいと思います。
ただ、今後の整理を考え過去日付で投稿しますので^^;
お許し下さいね。
FMおかざき「心の宅急便」の37回目。
6月23日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
明後日の6月25日は、天神さま・菅原道真公のお誕生日です。
菅公をおまつりする当神社では、当日午後3時から菅公生誕祭を斎行します。
是非多くの方にお参りいただき、天神さまにお祝いの真心を捧げていただければと思います。
特に受験生の皆さんは・・・・。
さて、今月末。もう一つ大きな年中行事を斎行します。
それは「大祓」です。
水無月の夏越の祓ひする人は 千歳の命延ぶと云ふなり
とも歌われます。
今日は、この「大祓」「夏越の祓い」の話をさせていただきます。
「大祓」というのは、6月と12月の年2回行われ、半年間の罪穢れを祓い清める神事です。
6月30日に行う「大祓」は、「夏越(なごし)の大祓」とか「水無月の大祓」と言われます。
また12月31日に行う「大祓」は、「年越しの大祓」とか「師走の大祓」と呼ばれます。
ともに、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事です。
「大宝律令」(701)に記載があることから、古くから行われていたことがわかります。
「大祓」というくらいですから、単なる「祓い」ではなく、天下国家の罪穢れを祓い清める行事でもありました。
奈良時代に宮中で行われていた。時代が下るにつれ、全国の神社で行われるようになったものです。
特に6月の「大祓」には、茅の輪くぐりの神事をあわせて行う神社が数多くあります。
当神社の場合もそうなんです。
さて、この「大祓」には、大きく分けて三つの要素があります。
A.大祓式・・・・・・・・・天下国家、氏子地域の罪穢れを祓い清めるという「公」の祓い。
B.人形による祓い・・個人的な罪穢れを祓い清める「私」の祓い。
C.茅の輪くぐり・・・・蘇民将来の故事に由来する疫病除けの祓い。
これらが複合したものが「夏越の大祓」なんです。
神社によっては、6月に「大祓式」のみ行い、1月遅れの7月末日に「茅の輪神事」を行うところもあります。
茅の輪くぐりの由来、備後国風土記(逸文)にある蘇民将来の故事をご紹介しましょう。
この故事から、茅の輪で災厄を免れるという信仰が生まれ、全国各地に広まって行きました。
茅の輪も当初は腰に着けるほどの小さな物でしたが、時代が下るにつれ次第に大きな物となり、やがて神社のご神前にこれを設け、くぐり越えることによって罪穢を祓い清める神事となり今日に至っているのです。
「茅」は生命力を象徴する植物でもあります。
我が国のことを、記紀神話では「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」ともいいますが、この「葦」も同じです。
この生命力溢れる「茅」「葦」の力を借りて、疫病に打ち勝とうと考えたのでしょう。
今年は、新型インフルエンザが心配ですね。
O157などの食中毒も気になります。
是非お近くの、神社で輪くぐりをしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに・・・
岡崎市内で茅の輪くぐりを行う神社は、
能見神明宮
菅生神社
六所神社
岡崎天満宮
などがあります。
ちなみに、ちなみに・・・・
当神社では、29日30日の両日執り行います。
30日に都合がわるい人もご参列いただけますよ。
----------------------------------------------------------------------
6月23日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
明後日の6月25日は、天神さま・菅原道真公のお誕生日です。
菅公をおまつりする当神社では、当日午後3時から菅公生誕祭を斎行します。
是非多くの方にお参りいただき、天神さまにお祝いの真心を捧げていただければと思います。
特に受験生の皆さんは・・・・。
さて、今月末。もう一つ大きな年中行事を斎行します。
それは「大祓」です。
水無月の夏越の祓ひする人は 千歳の命延ぶと云ふなり
とも歌われます。
今日は、この「大祓」「夏越の祓い」の話をさせていただきます。
「大祓」というのは、6月と12月の年2回行われ、半年間の罪穢れを祓い清める神事です。
6月30日に行う「大祓」は、「夏越(なごし)の大祓」とか「水無月の大祓」と言われます。
また12月31日に行う「大祓」は、「年越しの大祓」とか「師走の大祓」と呼ばれます。
ともに、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事です。
「大宝律令」(701)に記載があることから、古くから行われていたことがわかります。
「大祓」というくらいですから、単なる「祓い」ではなく、天下国家の罪穢れを祓い清める行事でもありました。
奈良時代に宮中で行われていた。時代が下るにつれ、全国の神社で行われるようになったものです。
特に6月の「大祓」には、茅の輪くぐりの神事をあわせて行う神社が数多くあります。
当神社の場合もそうなんです。
さて、この「大祓」には、大きく分けて三つの要素があります。
A.大祓式・・・・・・・・・天下国家、氏子地域の罪穢れを祓い清めるという「公」の祓い。
B.人形による祓い・・個人的な罪穢れを祓い清める「私」の祓い。
C.茅の輪くぐり・・・・蘇民将来の故事に由来する疫病除けの祓い。
これらが複合したものが「夏越の大祓」なんです。
神社によっては、6月に「大祓式」のみ行い、1月遅れの7月末日に「茅の輪神事」を行うところもあります。
茅の輪くぐりの由来、備後国風土記(逸文)にある蘇民将来の故事をご紹介しましょう。
ざっとこのようなお話しです。神代の昔、スサノオノミコトが旅の途中、ある村に立ち寄り、蘇民将来、巨旦将来という兄弟に宿を求められました。その時、弟の巨旦将来は裕福な暮らしをしていましたが、冷たく宿を拒みました。しかし、兄の蘇民将来は貧しい身にもかかわらず、喜んでスサノオノミコトをお泊め申し上げ、粟飯で心のこもったおもてなしをしました。ミコトはたいそうお歓びになり、翌朝お礼を言って旅立たれました。
数年後、スサノオノミコトが再び蘇民将来の家を訪れ、「近く、天下に疫病が流行する。その時は、ちがやで輪を作り、それを腰につけていれば疫病を免れることができるだろう。」とそっとお教え下さいました。
しばらくして、ミコトのおっしゃった通り、蘇民将来の村で疫病がはやりました。 弟の巨旦将来を始め多くの村人が疫病に倒れる中、蘇民将来の家族だけは、ミコトの仰せの通り、茅の輪を腰につけていたので助かりました。
この故事から、茅の輪で災厄を免れるという信仰が生まれ、全国各地に広まって行きました。
茅の輪も当初は腰に着けるほどの小さな物でしたが、時代が下るにつれ次第に大きな物となり、やがて神社のご神前にこれを設け、くぐり越えることによって罪穢を祓い清める神事となり今日に至っているのです。
「茅」は生命力を象徴する植物でもあります。
我が国のことを、記紀神話では「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」ともいいますが、この「葦」も同じです。
この生命力溢れる「茅」「葦」の力を借りて、疫病に打ち勝とうと考えたのでしょう。
今年は、新型インフルエンザが心配ですね。
O157などの食中毒も気になります。
是非お近くの、神社で輪くぐりをしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに・・・
岡崎市内で茅の輪くぐりを行う神社は、
能見神明宮
菅生神社
六所神社
岡崎天満宮
などがあります。
ちなみに、ちなみに・・・・
当神社では、29日30日の両日執り行います。
30日に都合がわるい人もご参列いただけますよ。
----------------------------------------------------------------------
FMおかざき「心の宅急便」の36回目。
6月16日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
次の日曜日(6月21日)は「父の日」であるとともに「夏至」の日でもありますね。
「夏至」というのは、二十四節気の1つで、 北半球では一年中で「一番昼が長く、夜が短い日」です。勿論南半球では逆ですね^^;
『暦便覧』には「陽熱至極し、また、日の長きのいたりなるを以てなり」とあります。
まさに「夏が極限に至る」日ということでしょう。
具体的には6月21日ごろになりますが、・・・
また、「夏至」は「げし」と読むのが一般的ですが、古くは「げじ」とも読んだようです。
さて、「冬至」にはゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりといったメジャーな風習がありますが・・・・
「夏至」はどうでしょう?
あまり思い浮かびませんよね?
菖蒲湯に浸かり、粽を食べる端午の節供があるからでしょうか?
理由は分かりません。
ただ、この「夏至」ではなく、この日から11日後の「半夏生(はんげしょう)」は、農作業の上で重要な日とされてきました。
「半夏生」というのは、半夏(はんげ)半夏が生える頃を意味する七十二候の一つです。
半夏とはサトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)という薬草のことなんだそうです。
夏至から11日目にあた る新暦7月2日頃のことですね。(今年のカレンダーでも7月2日です。)
田植えは半夏生までに済ませることが習わしとされてきました。
「半夏半作」といって、田植がこの日までに終わらないと、収穫が半減するといわれていたためです。
これも先人の知恵ですね。
この「半夏生」の日に、各地では田の神に感謝し豊作を祈る行事や、農作業を控える物忌みの風習が残っ ているそうです。
調べてみますと・・・
1.大阪近郊では夏至から半夏までタコを食べる習慣がある。タコの足のように稲の根がよく地面に広がりつくようにと願うのだという。
2.関東地方などでは新小麦で焼き餅(もち)をつくって神に供える。
3.島根県や熊本県の各郡でも小麦の団子やまんじゅうをつくって神に供えている。
4.熊本県阿蘇(あそ)地方には、「チュウはずらせ半夏は待つな」といって、田植は夏至よりすこしあとに、半夏を過ぎないようにとの言い習わしがある。
5.半夏生の日には天から毒が降り、毒草が生えるなどといって、いろいろの禁忌がある。この日竹林に入ってはならぬという。タケの花の咲いているのを見ると死ぬという。また畑の野菜や果物をこの日食べると病気になるという。
6.熊本県玉名郡ではこの日ウマにけっして青草を食べさせない。
7.秋田県平鹿(ひらか)郡では半夏の日に草で目を突くと盲目になるといっている。
8.熊本県阿蘇郡では半夏の日に生梅を食べると頭がはげるといって忌み、同県八代(やつしろ)郡ではこの日朝寝をすると頭がはげるといって昔から早起きしたという。
9.熊本県の天草(あまくさ)地方では半夏の日は水泳ぎを始める日で、その前には水に入らない。
10.阿蘇地方ではダユルシといって八十八夜から半夏生までの間にウシの放牧を許されており、それ以後は家へ連れていかねばならない。
11.香川県の西部地方では半夏生を上半期の決算期としている。
などなど。
非常に興味深いものがあります。
全国の皆さんにご当地の言い伝えをお伺いしたいですね。
そう言えば、外国の習俗はどうなんでしょう?
民族性みたいなものが垣間見られますね。
先程、「夏至」には思い当たる風習がないと云いましたが・・・
思い出しました。
「二見興玉神社の夏至祭」です。
伊勢参宮の折りの浜参宮、夫婦岩で有名な二見興玉神社では、この夏至の日に、 夫婦岩の中央から日が昇ります。運が良ければ富士山も拝することが出来るんだそうです。興味のある方は、高速1000円の今、たまたま日曜日でもありますのでお出かけしてみては如何でしょうか?
また、最近では「100万人のキャンドルナイト」というイベントも行われているようですね。
6月16日のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
次の日曜日(6月21日)は「父の日」であるとともに「夏至」の日でもありますね。
「夏至」というのは、二十四節気の1つで、 北半球では一年中で「一番昼が長く、夜が短い日」です。勿論南半球では逆ですね^^;
『暦便覧』には「陽熱至極し、また、日の長きのいたりなるを以てなり」とあります。
まさに「夏が極限に至る」日ということでしょう。
具体的には6月21日ごろになりますが、・・・
という計算式もあるようです。西暦年数の4での剰余が0の場合
1900年~1932年までは6月22日
1936年~2052年までは6月21日
2056年~2096年までは6月20日
西暦年数の4での剰余が1の場合
1901年~1961年までは6月22日
1965年~2081年までは6月21日
2085年~2097年までは6月20日
西暦年数の4での剰余が2の場合
1902年~1990年までは6月22日
1994年~2098年までは6月21日
西暦年数の4での剰余が3の場合
1903年 は6月23日
1907年~2019年までは6月22日
2023年~2099年までは6月21日
また、「夏至」は「げし」と読むのが一般的ですが、古くは「げじ」とも読んだようです。
*易林本節用集〔1597〕「夏至 ゲジ 五月中」
さて、「冬至」にはゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりといったメジャーな風習がありますが・・・・
「夏至」はどうでしょう?
あまり思い浮かびませんよね?
菖蒲湯に浸かり、粽を食べる端午の節供があるからでしょうか?
理由は分かりません。
ただ、この「夏至」ではなく、この日から11日後の「半夏生(はんげしょう)」は、農作業の上で重要な日とされてきました。
「半夏生」というのは、半夏(はんげ)半夏が生える頃を意味する七十二候の一つです。
半夏とはサトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)という薬草のことなんだそうです。
夏至から11日目にあた る新暦7月2日頃のことですね。(今年のカレンダーでも7月2日です。)
田植えは半夏生までに済ませることが習わしとされてきました。
「半夏半作」といって、田植がこの日までに終わらないと、収穫が半減するといわれていたためです。
これも先人の知恵ですね。
この「半夏生」の日に、各地では田の神に感謝し豊作を祈る行事や、農作業を控える物忌みの風習が残っ ているそうです。
調べてみますと・・・
1.大阪近郊では夏至から半夏までタコを食べる習慣がある。タコの足のように稲の根がよく地面に広がりつくようにと願うのだという。
2.関東地方などでは新小麦で焼き餅(もち)をつくって神に供える。
3.島根県や熊本県の各郡でも小麦の団子やまんじゅうをつくって神に供えている。
4.熊本県阿蘇(あそ)地方には、「チュウはずらせ半夏は待つな」といって、田植は夏至よりすこしあとに、半夏を過ぎないようにとの言い習わしがある。
5.半夏生の日には天から毒が降り、毒草が生えるなどといって、いろいろの禁忌がある。この日竹林に入ってはならぬという。タケの花の咲いているのを見ると死ぬという。また畑の野菜や果物をこの日食べると病気になるという。
6.熊本県玉名郡ではこの日ウマにけっして青草を食べさせない。
7.秋田県平鹿(ひらか)郡では半夏の日に草で目を突くと盲目になるといっている。
8.熊本県阿蘇郡では半夏の日に生梅を食べると頭がはげるといって忌み、同県八代(やつしろ)郡ではこの日朝寝をすると頭がはげるといって昔から早起きしたという。
9.熊本県の天草(あまくさ)地方では半夏の日は水泳ぎを始める日で、その前には水に入らない。
10.阿蘇地方ではダユルシといって八十八夜から半夏生までの間にウシの放牧を許されており、それ以後は家へ連れていかねばならない。
11.香川県の西部地方では半夏生を上半期の決算期としている。
などなど。
非常に興味深いものがあります。
全国の皆さんにご当地の言い伝えをお伺いしたいですね。
そう言えば、外国の習俗はどうなんでしょう?
だそうです。外国では、中国で夏至節の行事があった。ただし陰暦などの関係によると思うが、端午の節供と混同した行事がみられる。『荊楚歳時記(けいそさいじき)』によれば、夏至節には「角黍(かくしょ)」といってちまきを食すとあり、また楝(おうち)の葉を頭に挿して、五色の糸を臂(ひじ)に掛け「長命縷(ちょうめいる)」となしたとあるのは、5月5日の行事と同様である。そのほか、キクをとって灰をつくり小麦の虫害を防ぐことも行われた。
ヨーロッパでも、夏至の行事は広く行われていた。イギリスでは夏至祭といっても正確な夏至の日でなく、その3日後の聖ヨハネの誕生日に行われている。国々によって行事には異同があるが、共通していることは火祭の行われることである。夏至の祝い火の周りを人々は踊り歩き、火を跳び越えたりする。酒を飲んで大騒ぎするのである。火は多く小高い所で焚(た)くので、風上から吹き付ける煙が畑の作物の上を吹くと豊作になると信じられている。フランスのプロバンス地方では子供たちが火焚きの薪(たきぎ)を集めて歩くというのは、わが国の小正月(こしょうがつ)のどんど焼きとよく似ている。ドイツのプロシア地方では夏至の祝い火は落雷除(よ)け、魔法除け、牛疫除けと信じられている。ハンガリーでは夏至のころはヘビが跳梁(ちょうりょう)しだすが、火祭は蛇を駆逐して作物の収穫を守ってくれると信じられている。夏至の火祭は、これを過ぎると日がだんだんと短くなるので、これを防ぐために火を焚いて太陽の活力の衰えるのを防止するにあったといわれている。
スウェーデンでは、夏至祭の前夜に未婚の女性が7種類(地域によっては9種類)の野花を摘んで枕の下に置いて眠ると、未来の夫となる人に夢の中で逢えるという言い伝え。花は、独り静寂の中で摘まねばならず、もし教会の庭で見つけたものであれば効果も増すといわれている。また、夏至祭前夜には湧き水に含まれる成分の効力が強くなると言い伝えられており、それを飲んだり浴びたりする習わしがある。
(ニッッポニカ)
民族性みたいなものが垣間見られますね。
先程、「夏至」には思い当たる風習がないと云いましたが・・・
思い出しました。
「二見興玉神社の夏至祭」です。
伊勢参宮の折りの浜参宮、夫婦岩で有名な二見興玉神社では、この夏至の日に、 夫婦岩の中央から日が昇ります。運が良ければ富士山も拝することが出来るんだそうです。興味のある方は、高速1000円の今、たまたま日曜日でもありますのでお出かけしてみては如何でしょうか?
【二見興玉神社HPより】
夏至祭 6月21日 午前3時30分
夏至の日の出と共に禊をする祭典で夫婦岩の前にて禊を行います。
古来より二見浦一帯は禊浜と尊ばれ、伊勢参宮を間近に控えた人々がその浜辺で汐水を浴び、心身を清め、罪穢れを祓うべく、禊祓をされた場所でありました。
また人々は夫婦岩から差し昇る『日の大神』を拝してまいりました。特に夏至の日の出は夫婦岩の中央そして富士の背より輝き昇る朝日は筆舌に尽くし難い感動を覚えます。
一年のうち、最も日のエネルギーが溢れる夏至の日の出と禊の神秘を体感致したく、午前3時30分より夏至祭を斎行し、続いて日の出の時刻【午前4時40分頃】に合わせて禊行事を行っています 。
禊参加者は全国より老若男女を問わず、多数御参加頂いております。
→夏至祭の流れ【平成21年の予定】
鎮魂・息吹修法(本殿) 6月20日 午後3時30分~午後7時30分
夏至祭(本殿) 6月21日 早朝 午前3時30分
禊修法(夫婦岩付近) 6月21日 午前4時30分(約1時間)
初穂料
全修法参加【20、21日】 5000円 禊修法参加【21日のみ】 3000円
* 参集殿宿泊希望の方は別に3000円
お風呂券・直会券(おこわ)が付きます。
服装
男性:鉢巻・褌 女性:鉢巻・禊着 (原則として初回、禊教本・鉢巻を授与します)
* 褌【300円】 禊着【5000円】にて御準備しております
参加御希望の方は社務所まで御連絡下さい。
二見興玉神社社務所
℡0596-43-2020
また、最近では「100万人のキャンドルナイト」というイベントも行われているようですね。
----------------------------------------------------------------------私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2009年の夏至前夜、6月20日~7月7日の夜8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
2009年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。
FMおかざき「心の宅急便」の35回目。
今日は赤ちゃんの「初宮参り(お宮参り)」のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
東海地方は、とうとう今日梅雨入りましたね。
じめじめした、鬱陶しい日が続くでしょうが、せめて気持ちだけは明るく行きたいものです。
さて、今日は「初宮まいり」のお話しです。
「初宮」「宮まいり」「初宮詣で」などともいいますが・・・
文字通り、赤ちゃんが生後初めて、家族と共に氏神様にお参りする行事です。
赤ちゃんにとって、一番最初の大きな人生儀礼でもありますね。
①この世に生を享けたことと、生後1ヶ月目を無事迎えたことを感謝する。
②今後の健やかな成育を祈願する。
③氏子の仲間入りを報告する。
以上の3つが「初宮まいり」の目的です。
初宮まいりの時期については、男の子が生後32日目、女の子が生後33日目に行うのが当地方では一般的です。(が、勿論地方によって、31日目であったり、30日目であったりと、違いがあります。
その地方地方の慣習を大切にされるのがよろしいかと思います。)
何故男が32日目で女が33日目なのでしょうか?
はっきりとした根拠は分かりませんが、恐らくは・・・陰陽道の影響があるのではないかと思います。
厄年もそうですが、陰陽道の考え方でいえば、「男は陽で女は陰。」「奇数が陽で偶数は陰。」ですから、・・・
男の子は1月(30日)が過ぎた最初の陰の日である32日目を「忌み日」として、神事を行ったのかも知れません。
そして女の子はその次の陽の日である33日目を「忌み日」としたのではないでしょうか?
と私は勝手に想像しております。
ただ、最近では、これらの日にもあまり拘らなくなってきました。
大体1ヶ月目以降の日柄と都合の良い休日を選んで行われる方が多いようです。
さて、かつては新生児の死亡率も高く、お産はまさに母子ともに命がけのことでした。
(現代では、医学の進歩によって、生存率も上がってはいますが、それでも命がけの事であることには変わりありません。)
だからこそ「お産の忌み」として出産後1ヶ月は「忌み」の期間とされていました。
色々なことを忌み慎んで、じっとしている期間です。
出産後7日間は、母子ともに産屋にお籠もりします。
(今なら産婦人科の入院期間でしょうか)
そして誕生後、7日目の夜に「お七夜」の行事を行い、赤ちゃんの命名をおこないます。
しかし、まだ「忌み」の期間なので、外出は避け、静養します。
そして1ヶ月後の「初宮まいり」が「忌み明け」となり、赤ちゃんの最初の外出になるのです。
段階的に、正常の生活に戻るようにする先人の知恵であるともいえましょう。
「初宮まいり」のとき、赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母です。
これは、今お話しした「お産の忌み」と関わりがあります。
赤ちゃんもお母さんも、この「忌み」の期間を過ごして来たわけで、参拝が済むまでは未だ「忌み」の期間です。
したがって、お母さんの代わりに、お祖母さんが抱っこするわけです。
勿論、お祖母さんがみえなかったり、都合が悪い場合は、その他の方で構いません。
また、お参りの時、赤ちゃんに羽織らせる晴れ着は、仕立て直して七五三まいりの時に使います。
人は神さまから魂をいただき、この世に生まれます。
赤ちゃんの誕生に際し、真摯に御神徳を感謝することはとても大切だと思います。
最近、写真撮影がメインとなって、お参りもしない家庭が増えてきたようですが、やはり、お参りすることが重要ですね。写真撮影はあくまでも付録ですね。
そして、何より氏神様にお参りすることが大切です。
有名な神社に参拝されることを決して否定するわけではないですが、「初宮まいり」の意味を考えれば、先ずは氏神様に御挨拶してからにされた方が良いと思います。
銀も 金も玉も 何せむに
まされる宝 子にしかめやも
(万葉集巻五)
可愛い赤ちゃんの健やかな成長を祈念して・・・・。
----------------------------------------------------------------------
今日は赤ちゃんの「初宮参り(お宮参り)」のお話しです。
----------------------------------------------------------------------
東海地方は、とうとう今日梅雨入りましたね。
じめじめした、鬱陶しい日が続くでしょうが、せめて気持ちだけは明るく行きたいものです。
さて、今日は「初宮まいり」のお話しです。
「初宮」「宮まいり」「初宮詣で」などともいいますが・・・
文字通り、赤ちゃんが生後初めて、家族と共に氏神様にお参りする行事です。
赤ちゃんにとって、一番最初の大きな人生儀礼でもありますね。
①この世に生を享けたことと、生後1ヶ月目を無事迎えたことを感謝する。
②今後の健やかな成育を祈願する。
③氏子の仲間入りを報告する。
以上の3つが「初宮まいり」の目的です。
初宮まいりの時期については、男の子が生後32日目、女の子が生後33日目に行うのが当地方では一般的です。(が、勿論地方によって、31日目であったり、30日目であったりと、違いがあります。
その地方地方の慣習を大切にされるのがよろしいかと思います。)
何故男が32日目で女が33日目なのでしょうか?
はっきりとした根拠は分かりませんが、恐らくは・・・陰陽道の影響があるのではないかと思います。
厄年もそうですが、陰陽道の考え方でいえば、「男は陽で女は陰。」「奇数が陽で偶数は陰。」ですから、・・・
男の子は1月(30日)が過ぎた最初の陰の日である32日目を「忌み日」として、神事を行ったのかも知れません。
そして女の子はその次の陽の日である33日目を「忌み日」としたのではないでしょうか?
と私は勝手に想像しております。
ただ、最近では、これらの日にもあまり拘らなくなってきました。
大体1ヶ月目以降の日柄と都合の良い休日を選んで行われる方が多いようです。
さて、かつては新生児の死亡率も高く、お産はまさに母子ともに命がけのことでした。
(現代では、医学の進歩によって、生存率も上がってはいますが、それでも命がけの事であることには変わりありません。)
だからこそ「お産の忌み」として出産後1ヶ月は「忌み」の期間とされていました。
色々なことを忌み慎んで、じっとしている期間です。
出産後7日間は、母子ともに産屋にお籠もりします。
(今なら産婦人科の入院期間でしょうか)
そして誕生後、7日目の夜に「お七夜」の行事を行い、赤ちゃんの命名をおこないます。
しかし、まだ「忌み」の期間なので、外出は避け、静養します。
そして1ヶ月後の「初宮まいり」が「忌み明け」となり、赤ちゃんの最初の外出になるのです。
段階的に、正常の生活に戻るようにする先人の知恵であるともいえましょう。
「初宮まいり」のとき、赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母です。
これは、今お話しした「お産の忌み」と関わりがあります。
赤ちゃんもお母さんも、この「忌み」の期間を過ごして来たわけで、参拝が済むまでは未だ「忌み」の期間です。
したがって、お母さんの代わりに、お祖母さんが抱っこするわけです。
勿論、お祖母さんがみえなかったり、都合が悪い場合は、その他の方で構いません。
また、お参りの時、赤ちゃんに羽織らせる晴れ着は、仕立て直して七五三まいりの時に使います。
人は神さまから魂をいただき、この世に生まれます。
赤ちゃんの誕生に際し、真摯に御神徳を感謝することはとても大切だと思います。
最近、写真撮影がメインとなって、お参りもしない家庭が増えてきたようですが、やはり、お参りすることが重要ですね。写真撮影はあくまでも付録ですね。
そして、何より氏神様にお参りすることが大切です。
有名な神社に参拝されることを決して否定するわけではないですが、「初宮まいり」の意味を考えれば、先ずは氏神様に御挨拶してからにされた方が良いと思います。
銀も 金も玉も 何せむに
まされる宝 子にしかめやも
(万葉集巻五)
可愛い赤ちゃんの健やかな成長を祈念して・・・・。
----------------------------------------------------------------------
FMおかざき「心の宅急便」の34回目。
梅の実取りと交通安全パレードの合間の放送でした^^;
----------------------------------------------------------------------
6月に入りました。
6月は「水無月」とも言いますね。
「水無月」は 陰暦6月のことです。
「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があてられますが、本来は「の」の意で、「水の月」「田に水を引く必要のある月」の意から「みなづき」と言うようです。
前にお話しした「神無月」と一緒ですね。
ちなみに、他にも面白い語源があるようです。
『奥義抄(おうぎしょう)』という書物には、・・・
農事がみな為尽(しつ)きてしまうので「みなしつき」といったのを誤ったのだという説。
5月に植えた早苗がみな根づいた意からだという説。
が紹介されています。
上手いこと言うものだと感心しますよね。
さて、6月と言えば、「梅雨」ですね。
今年の梅雨入りがいつ頃かも気になりますが・・・・。
「梅雨(ばいう)」というのも読んで字の如し。
「梅の実の熟する頃の雨」という意味ですね。
でも、古くは、「黴雨(ばいう)」とも書いたようです。
これも文字通り、「カビの生える季節の雨」という意味です^^;
ただ、イメージとして黴よりは梅の方が風情がありますよね。
それで、今は「梅雨」と書く方が残ったのではないかと考えられます。
「梅雨」が「梅の実の熟する頃」ですから、今がまさに梅の収穫時期に当たります。
実は、うちの天満宮では、本日、梅の実の収穫作業を行っています。
早朝から、氏子総代さんや敬神婦人会の皆さんにお手伝いいただきながら、賑やかに行っているんですよ。
収穫した梅の実は、 梅干しに奉製して、お下がりとして参詣者の皆さんにお頒ちするんです。
天神さまと梅の由縁については、前にもお話ししましたね。
そうなんです。
今頃、全国の天満宮では、梅の収穫真っ盛りなんですね。
さて、「梅干し」には、さまざまな効能があることが知られています。
クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が多く含まれているためで、良く言われるのは次の効能でしょうか。
①疲労防止、疲労回復に効く。
クエン酸の乳酸を溜まりにくくする作用。
②血液のPHバランスを整える。
酸性食品ばかりを食すると血液も酸性になる。
これをアルカリ性の梅が中和する。
③骨粗鬆症予防。
クエン酸にカルシウムの吸収を助ける働きがある。
④雑菌から身体を守る。
腸内の殺菌作用。日の丸弁当。
⑤ムメフラールという成分。
梅肉エキスに含まれる。血液をさらさらにする。
(果汁を加熱すると生成される)
これ以外にも最新の研究では・・・
イ.梅干しがピロリ菌を抑制
ヘリコバクター・ピロリ菌という菌が、胃炎や十二指腸潰瘍の原因として知られています。
和歌山県立医科大学の宇都宮先生らの研究で、梅干しに含まれるシリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制することが明らかになったとか。
ロ.梅干しが血糖値を下げる
日本人に非常に多い生活習慣病である糖尿病。
遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスなどが原因と言われています。
梅干しに血糖値を下げる効果があるかどうか・・・ラットを使った研究では糖尿病にかかっているラットに梅肉エキス入りの飼料(人の場合は梅干しでも 同様)を与えたところ、血糖値が正常範囲の数値であったことから、血糖値を下げる効果のあることが推測されるとか。
ハ.梅干しが血圧の上昇を抑える
血圧と動脈硬化は連動していて、動脈硬化になると血圧が上がり、血圧があがると動脈硬化になるという悪循環をおこすんだそうです。
血圧を上げ動脈硬化を引き起こす原因として、アンギオテンシンⅡというホルモンが大きく関与しているからと言われています。
梅干しでアンギオテンシンⅡの働きを抑制できるかどうか・・・ラットを使った研究では、塩と水を与えるより、塩と梅のほうが血圧が低く、梅干しに血圧 の上昇を抑える働きがあることがわかり、また梅干しは動脈硬化を引き起こすアンギオテンシンⅡの活性化が80~90%抑えられることが確認されているんだとか。
先人の知恵というか・・・
梅干しは奥深いですね^^;
梅繋がりでもう一つ。
「塩梅」という言葉があります。
「按配」とも書きますね。
当宮では、今から梅干しを漬ける訳ですが、まさに塩加減が重要です。
(配分は、専らお袋の専売特許ですが・・・)
私自身、常々「イイあんばい」で物事が進むように努力しているんですが・・・
なかなか難しいですよね。
そういえば、本日これから、伝馬通で母校・梅園小学校の交通安全パレードがあります。
「梅」繋がりの宣伝で恐縮ですが、お近くの皆さんは是非沿道での御声援をお願い申し上げます。
----------------------------------------------------------------------
梅の実取りと交通安全パレードの合間の放送でした^^;
----------------------------------------------------------------------
6月に入りました。
6月は「水無月」とも言いますね。
「水無月」は 陰暦6月のことです。
「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があてられますが、本来は「の」の意で、「水の月」「田に水を引く必要のある月」の意から「みなづき」と言うようです。
前にお話しした「神無月」と一緒ですね。
ちなみに、他にも面白い語源があるようです。
『奥義抄(おうぎしょう)』という書物には、・・・
農事がみな為尽(しつ)きてしまうので「みなしつき」といったのを誤ったのだという説。
5月に植えた早苗がみな根づいた意からだという説。
が紹介されています。
上手いこと言うものだと感心しますよね。
さて、6月と言えば、「梅雨」ですね。
今年の梅雨入りがいつ頃かも気になりますが・・・・。
「梅雨(ばいう)」というのも読んで字の如し。
「梅の実の熟する頃の雨」という意味ですね。
でも、古くは、「黴雨(ばいう)」とも書いたようです。
これも文字通り、「カビの生える季節の雨」という意味です^^;
ただ、イメージとして黴よりは梅の方が風情がありますよね。
それで、今は「梅雨」と書く方が残ったのではないかと考えられます。
「梅雨」が「梅の実の熟する頃」ですから、今がまさに梅の収穫時期に当たります。
実は、うちの天満宮では、本日、梅の実の収穫作業を行っています。
早朝から、氏子総代さんや敬神婦人会の皆さんにお手伝いいただきながら、賑やかに行っているんですよ。
収穫した梅の実は、 梅干しに奉製して、お下がりとして参詣者の皆さんにお頒ちするんです。
天神さまと梅の由縁については、前にもお話ししましたね。
そうなんです。
今頃、全国の天満宮では、梅の収穫真っ盛りなんですね。
さて、「梅干し」には、さまざまな効能があることが知られています。
クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が多く含まれているためで、良く言われるのは次の効能でしょうか。
①疲労防止、疲労回復に効く。
クエン酸の乳酸を溜まりにくくする作用。
②血液のPHバランスを整える。
酸性食品ばかりを食すると血液も酸性になる。
これをアルカリ性の梅が中和する。
③骨粗鬆症予防。
クエン酸にカルシウムの吸収を助ける働きがある。
④雑菌から身体を守る。
腸内の殺菌作用。日の丸弁当。
⑤ムメフラールという成分。
梅肉エキスに含まれる。血液をさらさらにする。
(果汁を加熱すると生成される)
これ以外にも最新の研究では・・・
イ.梅干しがピロリ菌を抑制
ヘリコバクター・ピロリ菌という菌が、胃炎や十二指腸潰瘍の原因として知られています。
和歌山県立医科大学の宇都宮先生らの研究で、梅干しに含まれるシリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制することが明らかになったとか。
ロ.梅干しが血糖値を下げる
日本人に非常に多い生活習慣病である糖尿病。
遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスなどが原因と言われています。
梅干しに血糖値を下げる効果があるかどうか・・・ラットを使った研究では糖尿病にかかっているラットに梅肉エキス入りの飼料(人の場合は梅干しでも 同様)を与えたところ、血糖値が正常範囲の数値であったことから、血糖値を下げる効果のあることが推測されるとか。
ハ.梅干しが血圧の上昇を抑える
血圧と動脈硬化は連動していて、動脈硬化になると血圧が上がり、血圧があがると動脈硬化になるという悪循環をおこすんだそうです。
血圧を上げ動脈硬化を引き起こす原因として、アンギオテンシンⅡというホルモンが大きく関与しているからと言われています。
梅干しでアンギオテンシンⅡの働きを抑制できるかどうか・・・ラットを使った研究では、塩と水を与えるより、塩と梅のほうが血圧が低く、梅干しに血圧 の上昇を抑える働きがあることがわかり、また梅干しは動脈硬化を引き起こすアンギオテンシンⅡの活性化が80~90%抑えられることが確認されているんだとか。
先人の知恵というか・・・
梅干しは奥深いですね^^;
梅繋がりでもう一つ。
「塩梅」という言葉があります。
「按配」とも書きますね。
という意味です。あんばい
①(安排・按排)(─する)程よく配置したり処置したりすること。また、あやつること。
②(形動)(─する)食物の味加減を調えること。また、その味加減。および、よい味加減であること。えんばい。
③物事のほどあいや様子。また、やり方。
④身体の具合。健康状態。
【語誌】
程よく排列する意の「あんばい(安排・按排)」と、塩と梅の酢で食物の味加減を調える意の「えんばい(塩梅)」とが、中世末期から近世初頭にかけて混同されて使われた語とされる。したがって近世では用字の混用が認められるが、現代ではほぼ「塩梅」と書いてもアンバイと読むようになり、「按配する」「按排する」と、サ変動詞の語幹として使われるとき以外には「塩梅」と書かれるのが普通になった。
(日国)
当宮では、今から梅干しを漬ける訳ですが、まさに塩加減が重要です。
(配分は、専らお袋の専売特許ですが・・・)
私自身、常々「イイあんばい」で物事が進むように努力しているんですが・・・
なかなか難しいですよね。
そういえば、本日これから、伝馬通で母校・梅園小学校の交通安全パレードがあります。
「梅」繋がりの宣伝で恐縮ですが、お近くの皆さんは是非沿道での御声援をお願い申し上げます。
----------------------------------------------------------------------
[岡崎天満宮]境内から
| 685 |
*
| HOME |
名前:一文字


