黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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- 2009年06月09日の記事
FMおかざき「心の宅急便」の35回目。
今日は赤ちゃんの「初宮参り(お宮参り)」のお話しです。
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東海地方は、とうとう今日梅雨入りましたね。
じめじめした、鬱陶しい日が続くでしょうが、せめて気持ちだけは明るく行きたいものです。
さて、今日は「初宮まいり」のお話しです。
「初宮」「宮まいり」「初宮詣で」などともいいますが・・・
文字通り、赤ちゃんが生後初めて、家族と共に氏神様にお参りする行事です。
赤ちゃんにとって、一番最初の大きな人生儀礼でもありますね。
①この世に生を享けたことと、生後1ヶ月目を無事迎えたことを感謝する。
②今後の健やかな成育を祈願する。
③氏子の仲間入りを報告する。
以上の3つが「初宮まいり」の目的です。
初宮まいりの時期については、男の子が生後32日目、女の子が生後33日目に行うのが当地方では一般的です。(が、勿論地方によって、31日目であったり、30日目であったりと、違いがあります。
その地方地方の慣習を大切にされるのがよろしいかと思います。)
何故男が32日目で女が33日目なのでしょうか?
はっきりとした根拠は分かりませんが、恐らくは・・・陰陽道の影響があるのではないかと思います。
厄年もそうですが、陰陽道の考え方でいえば、「男は陽で女は陰。」「奇数が陽で偶数は陰。」ですから、・・・
男の子は1月(30日)が過ぎた最初の陰の日である32日目を「忌み日」として、神事を行ったのかも知れません。
そして女の子はその次の陽の日である33日目を「忌み日」としたのではないでしょうか?
と私は勝手に想像しております。
ただ、最近では、これらの日にもあまり拘らなくなってきました。
大体1ヶ月目以降の日柄と都合の良い休日を選んで行われる方が多いようです。
さて、かつては新生児の死亡率も高く、お産はまさに母子ともに命がけのことでした。
(現代では、医学の進歩によって、生存率も上がってはいますが、それでも命がけの事であることには変わりありません。)
だからこそ「お産の忌み」として出産後1ヶ月は「忌み」の期間とされていました。
色々なことを忌み慎んで、じっとしている期間です。
出産後7日間は、母子ともに産屋にお籠もりします。
(今なら産婦人科の入院期間でしょうか)
そして誕生後、7日目の夜に「お七夜」の行事を行い、赤ちゃんの命名をおこないます。
しかし、まだ「忌み」の期間なので、外出は避け、静養します。
そして1ヶ月後の「初宮まいり」が「忌み明け」となり、赤ちゃんの最初の外出になるのです。
段階的に、正常の生活に戻るようにする先人の知恵であるともいえましょう。
「初宮まいり」のとき、赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母です。
これは、今お話しした「お産の忌み」と関わりがあります。
赤ちゃんもお母さんも、この「忌み」の期間を過ごして来たわけで、参拝が済むまでは未だ「忌み」の期間です。
したがって、お母さんの代わりに、お祖母さんが抱っこするわけです。
勿論、お祖母さんがみえなかったり、都合が悪い場合は、その他の方で構いません。
また、お参りの時、赤ちゃんに羽織らせる晴れ着は、仕立て直して七五三まいりの時に使います。
人は神さまから魂をいただき、この世に生まれます。
赤ちゃんの誕生に際し、真摯に御神徳を感謝することはとても大切だと思います。
最近、写真撮影がメインとなって、お参りもしない家庭が増えてきたようですが、やはり、お参りすることが重要ですね。写真撮影はあくまでも付録ですね。
そして、何より氏神様にお参りすることが大切です。
有名な神社に参拝されることを決して否定するわけではないですが、「初宮まいり」の意味を考えれば、先ずは氏神様に御挨拶してからにされた方が良いと思います。
銀も 金も玉も 何せむに
まされる宝 子にしかめやも
(万葉集巻五)
可愛い赤ちゃんの健やかな成長を祈念して・・・・。
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今日は赤ちゃんの「初宮参り(お宮参り)」のお話しです。
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東海地方は、とうとう今日梅雨入りましたね。
じめじめした、鬱陶しい日が続くでしょうが、せめて気持ちだけは明るく行きたいものです。
さて、今日は「初宮まいり」のお話しです。
「初宮」「宮まいり」「初宮詣で」などともいいますが・・・
文字通り、赤ちゃんが生後初めて、家族と共に氏神様にお参りする行事です。
赤ちゃんにとって、一番最初の大きな人生儀礼でもありますね。
①この世に生を享けたことと、生後1ヶ月目を無事迎えたことを感謝する。
②今後の健やかな成育を祈願する。
③氏子の仲間入りを報告する。
以上の3つが「初宮まいり」の目的です。
初宮まいりの時期については、男の子が生後32日目、女の子が生後33日目に行うのが当地方では一般的です。(が、勿論地方によって、31日目であったり、30日目であったりと、違いがあります。
その地方地方の慣習を大切にされるのがよろしいかと思います。)
何故男が32日目で女が33日目なのでしょうか?
はっきりとした根拠は分かりませんが、恐らくは・・・陰陽道の影響があるのではないかと思います。
厄年もそうですが、陰陽道の考え方でいえば、「男は陽で女は陰。」「奇数が陽で偶数は陰。」ですから、・・・
男の子は1月(30日)が過ぎた最初の陰の日である32日目を「忌み日」として、神事を行ったのかも知れません。
そして女の子はその次の陽の日である33日目を「忌み日」としたのではないでしょうか?
と私は勝手に想像しております。
ただ、最近では、これらの日にもあまり拘らなくなってきました。
大体1ヶ月目以降の日柄と都合の良い休日を選んで行われる方が多いようです。
さて、かつては新生児の死亡率も高く、お産はまさに母子ともに命がけのことでした。
(現代では、医学の進歩によって、生存率も上がってはいますが、それでも命がけの事であることには変わりありません。)
だからこそ「お産の忌み」として出産後1ヶ月は「忌み」の期間とされていました。
色々なことを忌み慎んで、じっとしている期間です。
出産後7日間は、母子ともに産屋にお籠もりします。
(今なら産婦人科の入院期間でしょうか)
そして誕生後、7日目の夜に「お七夜」の行事を行い、赤ちゃんの命名をおこないます。
しかし、まだ「忌み」の期間なので、外出は避け、静養します。
そして1ヶ月後の「初宮まいり」が「忌み明け」となり、赤ちゃんの最初の外出になるのです。
段階的に、正常の生活に戻るようにする先人の知恵であるともいえましょう。
「初宮まいり」のとき、赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母です。
これは、今お話しした「お産の忌み」と関わりがあります。
赤ちゃんもお母さんも、この「忌み」の期間を過ごして来たわけで、参拝が済むまでは未だ「忌み」の期間です。
したがって、お母さんの代わりに、お祖母さんが抱っこするわけです。
勿論、お祖母さんがみえなかったり、都合が悪い場合は、その他の方で構いません。
また、お参りの時、赤ちゃんに羽織らせる晴れ着は、仕立て直して七五三まいりの時に使います。
人は神さまから魂をいただき、この世に生まれます。
赤ちゃんの誕生に際し、真摯に御神徳を感謝することはとても大切だと思います。
最近、写真撮影がメインとなって、お参りもしない家庭が増えてきたようですが、やはり、お参りすることが重要ですね。写真撮影はあくまでも付録ですね。
そして、何より氏神様にお参りすることが大切です。
有名な神社に参拝されることを決して否定するわけではないですが、「初宮まいり」の意味を考えれば、先ずは氏神様に御挨拶してからにされた方が良いと思います。
銀も 金も玉も 何せむに
まされる宝 子にしかめやも
(万葉集巻五)
可愛い赤ちゃんの健やかな成長を祈念して・・・・。
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