黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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[旅先から]会議・会合・大会など
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FMおかざき「心の宅急便」の41回目。
今日は「夏祭り、花火」についてのお話しです。
神社本庁からこっそり電話していました^^;
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明日はいよいよ日食ですね。
楽しみにされている方も多いかと存じます。
世界の歴史を振り返ってみますと、古代人にとって日食はやはり神秘的な現象でした。
軍事的に利用されたこともありました。日食を知っていた方が戦いに勝利したと言う話は沢山あります。
その発生日・時刻を正確に予測することが時の為政者には重要で、それが暦学の発展にも繋がったともいわれます。
現在では正確に知ることが出来ますが、それでも幻想的な天体ショーに他なりません。
また我が国の天の岩屋戸の神話はこの日食を意味しているんだという説もあります。
太陽が隠れ、復活する。
お日様の恵みを改めて感謝する気持ちに繋がればと思います。
その意味では、子供たちに是非見せてやりたいですね。
お天気が心配ですが・・・。
さて、今あちらこちらで夏祭りシーズン真っ盛りです。
夏休みと言えば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
三河の人間でしたら、やはり花火でしょうか?
今年は不景気の影響で、全国的に中止になったり、縮小したりする花火大会も多いと聞きましたが、どうなんでしょうか?
夏の風物詩ですから、やはりなくなるのは寂しいですよね。
前置きが長くなりましたが、今日は夏祭りと花火の話をさせていただきます。
お祭りにも、春祭り、夏祭り、秋祭りと色々ありますが、その季節によってお祭りのスタイルというか趣旨がだいたい決まっています。
例えば、春祭りは農作業前に五穀豊穣を祈願する祈りの祭りが多く、これに対して秋祭りは、秋の実りを感謝する収穫感謝のお祭りが多くみられます。
では、夏祭りはどうでしょうか?
一概には言えませんが、禊ぎ祓いの神事、疫病除けの神事、御霊会、御霊なごめの神事が多いと言えるでしょう。
これは、前にお話しした夏越の祓い・茅の輪神事や七夕行事、お盆の行事なども深く関連しています。
日本三大祭というのをご存知でしょうか?
京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の山王祭(神田祭)なんだそうです。
大都会のお祭りだからでしょうか。
歴史も古く、規模が大きいのもうなずけます。
面白いことに、みんな夏祭りですね^^;
この中でも別格は京都の祇園祭でしょう。八坂神社のお祭りです。
もともと御霊会という御霊を鎮める行事がその始まりだそうですが、7月17日の山鉾巡行をクライマックスに、7月中いろいろな行事・神事が行われます。
この祇園祭は、全国に色々なバリエーションで広まっていきます。
全国には祇園祭と名のつくお祭りが本当に沢山あります。
有名な博多の祇園山笠もそうですね。
愛知県では、津島神社の天王祭も有名ですね。
全国に天王祭と呼ばれるおまつりも沢山あります。
実はこの祇園祭と天王祭は深い関係があるんです。
それは、前に夏越神事のお話しをしたときにご紹介した「蘇民将来の伝説」が関わっています。
この蘇民将来の話は、備後国風土記に記されているお話しで、スサノヲノミコトと蘇民将来・巨旦将来の話ですが、実はスサノヲノミコトは冒頭で武塔神として登場します。
この武塔神はもともとインドの神さまのようですが、それがスサノヲノミコトと習合しています。
さらに仏教とも習合し牛頭天王とも称されるようになりました。
京都の八坂神社も牛頭天王を祭るお宮でした。神仏混合のお宮です。ですから、御社殿のつくりがお寺のお堂のようなつくりになっています。
愛知の津島神社もそうです。牛頭天王をお祭りし、津島天王社とも言われました。
牛頭天王でつながるんですね。
牛頭天王は仏教色が強いということで、牛頭天王をおまつりするお宮は、明治の廃仏毀釈のときに殆どがスサノヲノミコトをまつる八坂神社、祇園社、津島神社などに改称されました。
それが原因で分かりにくくなっているところもあります。
津島神社の天王祭の天王は牛頭天王の天王なんですね。
で、この天王祭その起源は神葭流しの神事です。文字通り、葭を川に流す神事です。葭=茅ですから、蘇民将来の話と関係があります。
さて、岡崎にも天王祭があるのをご存知でしょうか?
菅生神社の例祭です。
菅生神社は昔、菅生天王社とも呼ばれました。
牛頭天王をおまつりする額田の宮崎のお宮の御社殿が流れ着いたので、その時から牛頭天王をお祭りしたためです。
菅生神社のおまつりと言ってももしかしたらピンと来ない方もみえるかも知れません。
今では市の観光課が介入し、観光夏祭りになってしまっている花火大会です。
有名なのが金魚花火ですね。
これはもともと葭の茎に火薬を詰めて花火にしたものです。
そしてそれを川に放つわけです。
どうです?
蘇民将来の話、津島神社の神葭流しとつながりがみえてきますね。
菅生神社のお祭りは元々7月20日。
その宵宮行事として奉納花火が行われたのです。
その目的は、疫病除けであり、御霊会であったともいえるでしょう。
更に言えば、7月20日は岡崎空襲の在った日です。
戦災戦没者の御霊なごめにも相応しい日のような気がします。
観光夏祭り化してしまい、菅生の例祭と知らずに花火を楽しんでいる人が多すぎるように危惧しています。
桟敷でも、神さまにお尻を向けて・・・
失礼な話です。
何のためのお祭りなのか?
本義はどこにあるのか?
1人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
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今日は「夏祭り、花火」についてのお話しです。
神社本庁からこっそり電話していました^^;
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明日はいよいよ日食ですね。
楽しみにされている方も多いかと存じます。
世界の歴史を振り返ってみますと、古代人にとって日食はやはり神秘的な現象でした。
軍事的に利用されたこともありました。日食を知っていた方が戦いに勝利したと言う話は沢山あります。
その発生日・時刻を正確に予測することが時の為政者には重要で、それが暦学の発展にも繋がったともいわれます。
現在では正確に知ることが出来ますが、それでも幻想的な天体ショーに他なりません。
また我が国の天の岩屋戸の神話はこの日食を意味しているんだという説もあります。
太陽が隠れ、復活する。
お日様の恵みを改めて感謝する気持ちに繋がればと思います。
その意味では、子供たちに是非見せてやりたいですね。
お天気が心配ですが・・・。
さて、今あちらこちらで夏祭りシーズン真っ盛りです。
夏休みと言えば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
三河の人間でしたら、やはり花火でしょうか?
今年は不景気の影響で、全国的に中止になったり、縮小したりする花火大会も多いと聞きましたが、どうなんでしょうか?
夏の風物詩ですから、やはりなくなるのは寂しいですよね。
前置きが長くなりましたが、今日は夏祭りと花火の話をさせていただきます。
お祭りにも、春祭り、夏祭り、秋祭りと色々ありますが、その季節によってお祭りのスタイルというか趣旨がだいたい決まっています。
例えば、春祭りは農作業前に五穀豊穣を祈願する祈りの祭りが多く、これに対して秋祭りは、秋の実りを感謝する収穫感謝のお祭りが多くみられます。
では、夏祭りはどうでしょうか?
一概には言えませんが、禊ぎ祓いの神事、疫病除けの神事、御霊会、御霊なごめの神事が多いと言えるでしょう。
これは、前にお話しした夏越の祓い・茅の輪神事や七夕行事、お盆の行事なども深く関連しています。
日本三大祭というのをご存知でしょうか?
京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の山王祭(神田祭)なんだそうです。
大都会のお祭りだからでしょうか。
歴史も古く、規模が大きいのもうなずけます。
面白いことに、みんな夏祭りですね^^;
この中でも別格は京都の祇園祭でしょう。八坂神社のお祭りです。
もともと御霊会という御霊を鎮める行事がその始まりだそうですが、7月17日の山鉾巡行をクライマックスに、7月中いろいろな行事・神事が行われます。
この祇園祭は、全国に色々なバリエーションで広まっていきます。
全国には祇園祭と名のつくお祭りが本当に沢山あります。
有名な博多の祇園山笠もそうですね。
愛知県では、津島神社の天王祭も有名ですね。
全国に天王祭と呼ばれるおまつりも沢山あります。
実はこの祇園祭と天王祭は深い関係があるんです。
それは、前に夏越神事のお話しをしたときにご紹介した「蘇民将来の伝説」が関わっています。
この蘇民将来の話は、備後国風土記に記されているお話しで、スサノヲノミコトと蘇民将来・巨旦将来の話ですが、実はスサノヲノミコトは冒頭で武塔神として登場します。
この武塔神はもともとインドの神さまのようですが、それがスサノヲノミコトと習合しています。
さらに仏教とも習合し牛頭天王とも称されるようになりました。
京都の八坂神社も牛頭天王を祭るお宮でした。神仏混合のお宮です。ですから、御社殿のつくりがお寺のお堂のようなつくりになっています。
愛知の津島神社もそうです。牛頭天王をお祭りし、津島天王社とも言われました。
牛頭天王でつながるんですね。
牛頭天王は仏教色が強いということで、牛頭天王をおまつりするお宮は、明治の廃仏毀釈のときに殆どがスサノヲノミコトをまつる八坂神社、祇園社、津島神社などに改称されました。
それが原因で分かりにくくなっているところもあります。
津島神社の天王祭の天王は牛頭天王の天王なんですね。
で、この天王祭その起源は神葭流しの神事です。文字通り、葭を川に流す神事です。葭=茅ですから、蘇民将来の話と関係があります。
さて、岡崎にも天王祭があるのをご存知でしょうか?
菅生神社の例祭です。
菅生神社は昔、菅生天王社とも呼ばれました。
牛頭天王をおまつりする額田の宮崎のお宮の御社殿が流れ着いたので、その時から牛頭天王をお祭りしたためです。
菅生神社のおまつりと言ってももしかしたらピンと来ない方もみえるかも知れません。
今では市の観光課が介入し、観光夏祭りになってしまっている花火大会です。
有名なのが金魚花火ですね。
これはもともと葭の茎に火薬を詰めて花火にしたものです。
そしてそれを川に放つわけです。
どうです?
蘇民将来の話、津島神社の神葭流しとつながりがみえてきますね。
菅生神社のお祭りは元々7月20日。
その宵宮行事として奉納花火が行われたのです。
その目的は、疫病除けであり、御霊会であったともいえるでしょう。
更に言えば、7月20日は岡崎空襲の在った日です。
戦災戦没者の御霊なごめにも相応しい日のような気がします。
観光夏祭り化してしまい、菅生の例祭と知らずに花火を楽しんでいる人が多すぎるように危惧しています。
桟敷でも、神さまにお尻を向けて・・・
失礼な話です。
何のためのお祭りなのか?
本義はどこにあるのか?
1人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
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