黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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「心の宅急便」
毎週火曜日、お昼の12時45分から出演しています^^;
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- 2009年09月01日の記事
目次
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ようやく本日の放送分に辿り着きました。
FMおかざき「心の宅急便」の47回目の放送です。
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カレンダーも9月に入りました。
いよいよ「長月」ですね。
「長月」というのは御存じの通り、陰暦九月の異称です。
その語源を調べてみますと、
稲穂に絡めた語源説などは興味深い物がありますね。
そう言えば、以前からお話ししていますバケツ稲も稲穂が垂れ下がってきました。
収穫が待ち遠しいですね。
秋は私自身一番好きな季節でもあります。秋には満喫する物が沢山ありますしね。
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、・・・そして秋祭り、収穫の秋、・・・
皆さんはどんな秋を満喫されるのでしょうか。
さて、虫の音をBGMに聞きながら、秋の夜長にじっくりと物事を考えることも良いことだと思います。
そこで、総選挙で民主党が圧勝し、政権交代が行われようとしている今、じっくりとこの国のことについて考えてみたいと思います。
今回の総選挙の結果について、皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか。
私は率直に言って、民主党は勝ちすぎたと思います。
今後どう行った結果を引き起こすかかは分かりませんが、期待よりも不安の方が大きいのが率直な感想です。
嘗てギリシャ・アテネの民主制は堕落をしました。
アリストテレスはそれを衆愚政治と揶揄いたしました。
それは、多数の貧民による貧民のための政治だったそうです。
貧しく、教養が低く、富貴を嫉み、買収と扇動を受けやすい体質が原因だったようです。
民主制は必然的に衆愚制へと堕落していく要素を常に孕んでいるとも言われます。
愛する日本という国がそのような方向に進んでいくことは、やはり避けなければなりません。
国民の真価が問われているといっても過言ではないでしょう。
国のあり方についてですが、改めて「日本という国」はどういう国でしょうか。
一言で言えば、「万世一系の皇室を戴く国である」と言えると私は思います。
この国のあり方こそが、二千六百有余年続いている世界にも類を見ない国柄なんだと思います。
長い歴史の中で、藤原氏が実権を握った時代もありました。源氏や北条氏、足利氏が実権を握った時代もありました。戦国時代のような混乱の時代や、徳川幕府の時代もありました。
そのような歴史の中でも、常に歴代の天皇陛下が国安かれ、民安かれと無私の祈りを捧げ続けてこられたことが、実に有り難いことなんです。
そしてそれは、今後も守り続けていかなくてはならない日本国のアイデンティティだとも思います。
国家と国民の関係を考えるときに、欧米のような支配と被支配の関係を考えがちです。
ロックやルソーの社会契約説的な考え方ですが、これはどうも我が国には馴染まない物のような気がします。
一方、プラトンやスペンサーが唱えた国家有機体説のような考え方が日本社会には馴染みやすいのかも知れません。
「国」「国家」という言葉にもよくよく考えてみると色々な側面があります。
良く言われるのが「Nation(国民国家)」と「State(政府)」の違いですが、この「Nation」にあたるのが我が国の国家と国民の関係にしっくりくるとも思います。
「公(おおやけ)」という言葉があります。
元々は「大きな家」という意味です。
日本国全体が、一つの大きな家であり、そこに住む国民はみんな家族なんです。
天皇陛下を元首と仰ぎ、陛下はひたすら国民の幸せを祈られる。国民はそれに応えるべく叡智を絞り勤労する。そして我が国に暮らす人の共同体が形成されていく。
「和を以て尊しとなす」としてきた日本人の国家観そのものだとも言えます。
従って、日本という国を考えるときには、国=国家≠国家権力=政府と考えるとスッキリするような気がします。
とすれば「愛国心」という言葉にアレルギー反応を起こす人も少なくなるような気もしますね。「愛国心」と行った場合の「国」は「麻生自民党政権」でも「鳩山民主党政権」でもありません。天皇陛下も国民一人一人もみんなひっくるめた上での「国」なんです。
スポーツの国際試合で「頑張れニッポン」と声援をかけるときの「ニッポン」なんです。
それが我が国の歴史であり、伝統でもあります。
「改革」「変革」「change」が声高に叫ばれていますが、「変えること」が全て正しいとは限りません。「変えること」により悪くなってしまうことも多々あるでしょう。そして決して変えてはならないこと、取り返しのつかないこともあると思います。
「変えること」には熟慮と膨大なエネルギーを注ぐことが必要です。
改めて、私自身、今年の秋は我が国の歴史を勉強し直してみたいと思います。
虫の音をBGMにしながら。
今回御当選された衆議院の先生方には、多くの国民が「日本に生まれて良かった」「日本人で良かった」と思える国づくりを是非していただきたいと存じます。
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FMおかざき「心の宅急便」の47回目の放送です。
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カレンダーも9月に入りました。
いよいよ「長月」ですね。
「長月」というのは御存じの通り、陰暦九月の異称です。
その語源を調べてみますと、
とあります。【補注】
語源は明らかでない。「拾遺‐雑下」に、「夜昼の数はみそぢにあまらぬをなど長月といひはじめけむ(五二二)」「秋深み恋する人のあかしかね夜を長月といふにやあるらん(五二三)」とした、伊衡と躬恒との問答の歌があり、また、夜がだんだん長くなるから「夜長月」というのを誤ったものだと、「奥義抄」にあるので、このような語源解が中古以来広く信じられていたことがわかる。ほかに、稲熟月(いなあがりつき)、稲刈月(いなかりづき)、穂長月(ほながづき)などの変化したものとする説もある。折口信夫によれば、五月と九月とは長雨の時季で、「ながめ」と称する物忌(ものいみ)の月だという。ちなみに、中古には、九月は婚姻や洗髪を忌む月とされていた。
【語源説】
①イナカリツキ(稲刈月)の略〔語意考・兎園小説外集・百草露・日本語原学=林甕臣〕。イナアガリツキ(稲熟月)の約か〔古事記伝・大言海〕。ナガ(長)は稲の毎年実るを祝う意で、稲を刈り収める時であるところから〔嚶々筆語〕。
②ヨナガツキ(夜長月)の略〔奥義抄・和爾雅・日本釈名・類聚名物考・古今要覧稿・菊池俗言考・紫門和語類集〕。
③ナカは、ナガキヨ(長夜)の反ナコの転。またニハキク(庭菊)の反ナクの転。またナクマ(無隈)月の義。またナカは、ナラキバ(楢黄葉)の反〔名語記〕。
④ナコリノツキ(名残月)の略〔和語私臆鈔〕。(日本国語大辞典)
稲穂に絡めた語源説などは興味深い物がありますね。
そう言えば、以前からお話ししていますバケツ稲も稲穂が垂れ下がってきました。
収穫が待ち遠しいですね。
秋は私自身一番好きな季節でもあります。秋には満喫する物が沢山ありますしね。
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、・・・そして秋祭り、収穫の秋、・・・
皆さんはどんな秋を満喫されるのでしょうか。
さて、虫の音をBGMに聞きながら、秋の夜長にじっくりと物事を考えることも良いことだと思います。
そこで、総選挙で民主党が圧勝し、政権交代が行われようとしている今、じっくりとこの国のことについて考えてみたいと思います。
今回の総選挙の結果について、皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか。
私は率直に言って、民主党は勝ちすぎたと思います。
今後どう行った結果を引き起こすかかは分かりませんが、期待よりも不安の方が大きいのが率直な感想です。
嘗てギリシャ・アテネの民主制は堕落をしました。
アリストテレスはそれを衆愚政治と揶揄いたしました。
それは、多数の貧民による貧民のための政治だったそうです。
貧しく、教養が低く、富貴を嫉み、買収と扇動を受けやすい体質が原因だったようです。
民主制は必然的に衆愚制へと堕落していく要素を常に孕んでいるとも言われます。
愛する日本という国がそのような方向に進んでいくことは、やはり避けなければなりません。
国民の真価が問われているといっても過言ではないでしょう。
国のあり方についてですが、改めて「日本という国」はどういう国でしょうか。
一言で言えば、「万世一系の皇室を戴く国である」と言えると私は思います。
この国のあり方こそが、二千六百有余年続いている世界にも類を見ない国柄なんだと思います。
長い歴史の中で、藤原氏が実権を握った時代もありました。源氏や北条氏、足利氏が実権を握った時代もありました。戦国時代のような混乱の時代や、徳川幕府の時代もありました。
そのような歴史の中でも、常に歴代の天皇陛下が国安かれ、民安かれと無私の祈りを捧げ続けてこられたことが、実に有り難いことなんです。
そしてそれは、今後も守り続けていかなくてはならない日本国のアイデンティティだとも思います。
国家と国民の関係を考えるときに、欧米のような支配と被支配の関係を考えがちです。
ロックやルソーの社会契約説的な考え方ですが、これはどうも我が国には馴染まない物のような気がします。
一方、プラトンやスペンサーが唱えた国家有機体説のような考え方が日本社会には馴染みやすいのかも知れません。
「国」「国家」という言葉にもよくよく考えてみると色々な側面があります。
良く言われるのが「Nation(国民国家)」と「State(政府)」の違いですが、この「Nation」にあたるのが我が国の国家と国民の関係にしっくりくるとも思います。
「公(おおやけ)」という言葉があります。
元々は「大きな家」という意味です。
日本国全体が、一つの大きな家であり、そこに住む国民はみんな家族なんです。
天皇陛下を元首と仰ぎ、陛下はひたすら国民の幸せを祈られる。国民はそれに応えるべく叡智を絞り勤労する。そして我が国に暮らす人の共同体が形成されていく。
「和を以て尊しとなす」としてきた日本人の国家観そのものだとも言えます。
従って、日本という国を考えるときには、国=国家≠国家権力=政府と考えるとスッキリするような気がします。
とすれば「愛国心」という言葉にアレルギー反応を起こす人も少なくなるような気もしますね。「愛国心」と行った場合の「国」は「麻生自民党政権」でも「鳩山民主党政権」でもありません。天皇陛下も国民一人一人もみんなひっくるめた上での「国」なんです。
スポーツの国際試合で「頑張れニッポン」と声援をかけるときの「ニッポン」なんです。
それが我が国の歴史であり、伝統でもあります。
「改革」「変革」「change」が声高に叫ばれていますが、「変えること」が全て正しいとは限りません。「変えること」により悪くなってしまうことも多々あるでしょう。そして決して変えてはならないこと、取り返しのつかないこともあると思います。
「変えること」には熟慮と膨大なエネルギーを注ぐことが必要です。
改めて、私自身、今年の秋は我が国の歴史を勉強し直してみたいと思います。
虫の音をBGMにしながら。
今回御当選された衆議院の先生方には、多くの国民が「日本に生まれて良かった」「日本人で良かった」と思える国づくりを是非していただきたいと存じます。
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FMおかざき「心の宅急便」の46回目の放送(8月25日)分です。
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一昨日の8月23日は「処暑」でした。
処暑というのは、二十四節気の一つで、立秋ののち15日。つまり、8月22、23日ごろにあたります。『暦便覧』には「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあります。
文字通り、秋を感じ始める頃なんですね。
そう言えばここ数日、朝夕は随分涼しい日が続いていますね。
さて、今日は「地鎮祭」の話をさせていただきます。
というのも最近「地鎮祭」が減ってきているような気がするのです。
不景気の影響かという気もしますが、「地鎮祭」をそもそも知らないとか、何をどうすればいいのか分からないという人が増えてきているという話も耳にします。
そこでざっくばらんに「地鎮祭」の話をしてみたいと思います。
まず「地鎮祭」と書いて「じちんさい」と読みます。
建築・土木の工事に着手する前に、その土地の神さまに「おことわり」を入れて、工事の安全を祈る神事なんです。
「これからこの土地に○○という建物を建てさせていただきます。工事が安全に取り進み無事に竣功できますように」とお祈りする神事なんですね。
「とこしずめのまつり」とか「地祭り」とも言ったりします。
●地鎮祭ではどんな神さまをおまつりするのでしょうか?
地鎮祭などの神社以外で行うお祭りは、主に「神籬祭典(ひもろぎさいてん)」というかたちで神事を行います。
「神籬(ひもろぎ)」というのは、神さまの依代になるもので、主に榊を使います。祭場に榊を立て、それを「神籬」にして、神さまをお招きするのです。
お招きする神さまは、それぞれの神事によって違いますが、地鎮祭の場合は、
大地主神(おおとこぬしのかみ)
産土神(うぶすなのかみ)
などが一般的です。
他にも、屋船二柱大神(やぶねふたはしらのおおかみ)や猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)もおまつりすることもあります。
●地鎮祭ではどんなことをするの? 式次第は?
地域によって、また神社や神主さんによって色々なバリエーションがありますが、概ね
一、修祓(しゅばつ)
一、降神(こうしん)
一、献饌(けんせん)
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
一、四方祓(しほうばらい)
一、地鎮行事(じちんぎょうじ)
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
一、撤饌(てっせん)
一、昇神(しょうしん)
という流れで神事を行います。
先ず、祭場や参列者、お供え物などを祓い清め、神さまをお招きします。
次に、お供え物をたてまつり、神主さんが祝詞(のりと)を奏上します。
祝詞は神主さんがその都度作文して奏上するものですから、仏教のお経のように決まった形の物はありません。その内容は地鎮祭の趣旨そのものです。簡単に言えば「これからこの土地に施主某が施行業者某に発注して○○という建物を建てさせていただきます。どうか工事が安全に取り進み、無事に竣功できますようにお守り下さい。」というような内容になります。
次に、土地の四方を切麻(きりぬさ)などで祓い清め、その後地鎮行事を行います。草刈り初めとか鍬入れといったものです。大規模工事の鍬入れの様子をテレビ等でご覧になったことのある方もあるでしょう。アレです。施主や施行業者の代表が行います。
地方によっては、この後に「鎮め物の儀」を行いますが、愛知県では行わないのが慣例です。
次に、神主さんに続いて、施主以下参列者が「玉串(たまぐし)」という榊の小枝を神前にたてまつっておまいりします。作法は「二拝二拍手一拝」の作法になります。
参拝が終わったら、お供えをお下げし、神さまをお送り申し上げて、地鎮祭は終了となります。
●地鎮祭で準備する物は?
祭壇やお供え物、など種々ありますが、施工業者や神主さんと相談された方が間違いないと思います。
●地鎮祭を依頼する神主さんは?
その土地の氏神さまの神職さんにお願いするのが基本です。
その地域に家を建てさせていただくんですからね。
引越し先などで、「氏神さまが分からないときはどうしたらいいのですか」という質問も時々受けますが、隣近所への挨拶回りも兼ねて、近隣の方に聞いてみるのが手っ取り早いと思います。
それでも分からない場合は、タウンページやネットで近そうなお宮を調べてみることでしょうか。それでもダメな場合は・・・、私あてにご相談いただければと思います。
なぜ、こんなことを申し上げるのかと言いますと、実は最近、胡散臭い神主さんもどきがいるようなのです。
営利活動で神事を行うグループがあるようで、祭式作法もデタラメ、祝詞もデタラメなようです。私も全く見たこともないような神主さん?と現場で鉢合わせしたこともあります^^;
業者に神主さんの手配を依頼するときは、気をつけられると良いかとも思います。
●地鎮祭の日取りは?
大安吉日にこだわらないのが神道のたてまえです。そもそも六曜は明治以降の民間信仰ですので、気にしすぎる必要はないとも思います。それよりも、家族の都合のつく日時を最優先にして氏神さまの神主さんと日程調整をされるのがよろしいかと思います。
●地鎮祭に参列するときの服装は?
これもよくある質問ですが、「不敬にならぬ服装」がよろしいかと存じます。
男性の場合はスーツ・ネクタイ、女性はこれに準じた服装、こどもさんは制服などということでしょうか。
必ずしもこれでなくてはいけないということではありませんが、神さまにお願いするそれも一生のうちにそう何度もあるわけではないお願いをするのですから、それなりの節度で望みたいものです。
就職試験の面接や、結婚前の両親への御挨拶に、Tシャツ・短パン・サンダル履きで行く人はいないと思いますが・・・。それを考えれば分かりますよね。
私のよく知る某建設会社の社長さんは、地鎮祭の時には必ず略礼服でご参列されます。
そういった心構えで地鎮祭をされる建設業者は信頼できるというものです。
●地鎮祭に関わる費用は?
これも気になる方が多いと思います。
1.神主さんにお渡しする初穂料。
2.お供え物などの費用。
3.祭壇やテントなどの借用費用。
4.車代や祝儀など。
5.お茶代など。
などが考えられますが、2、3、5については実費でしょうから工夫次第で節約もできます。
4の車代や御祝儀などは、最近では省略されることが多いようです。
となると一番気になるのは、1でしょうか。
地方によって異なりますし、そもそもお志でお包みするものですから、金額については明示できません。この地方では2万円~5万円が相場といったところでしょうか。
これについても、建築業者さんにお問い合せされるのとお教え下さると思います。
●神主さんへのお礼? のし袋の表書きの書き方は?
これは「初穂料」とか「玉串料」と書くのが一般的です。
ともに神さまへのお供えという意味になります。あくまでも神主さんへの謝礼ではないんですね。
(のし袋の書き方については、別にこちらの記事もご参照下さい。)
●地鎮祭をする上で気をつけなければならないことは?
細かい点を挙げればきりがありませんが、
1.まず、屋外での神事であることを充分考慮することでしょうか。
当日の天候への配慮が必要になってきます。暑さ寒さ、雨風などへの配慮ですね。それによって、テントの準備や防寒対策なども必要になってきます。建築業者との打ち合わせが必要な部分でもあります。
2.次に祭場の整理です。中には草ボウボウの荒れ地状態のこともありました。まるで田んぼのような土壌のこともありました。事前に草取り、清掃に心がけることも重要です。やはり清浄な場所に神さまをお招きしたいものですね。
●地鎮祭に関連して・・・
立て替え工事の場合は、旧家屋の解体工事のお祓いもあります。永年の感謝をこめたおまつりですね。或いは、井戸のお祓いや樹木伐採のお祓いなども併せて行う場合があります。これについても神主さんや施工業者と事前に相談されるとよろしいかと思います。
●上棟祭や竣功祭などについて
一般に「建前(たてまえ)」と呼ばれる「上棟祭(じょうとうさい)」は、神主さんを呼ばずに大工の棟梁が行う場合が多いようです。勿論、神主さんに依頼することも間違いではありません。
重要なのは、建物が完成した後の「竣功祭(しゅんこうさい)」だと思います。
地鎮祭で工事の安全を祈願し、無事完成したことを御礼申し上げる神事です。
お願いしっぱなしでは失礼ですもんね。
キチンとお礼を申し上げることが、更なるご加護にもつながります。
その他、ご不明な点はご遠慮なくお問い合せ下さい。
出来る限り、わかりやすくお答えしていきたいと思います。
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一昨日の8月23日は「処暑」でした。
処暑というのは、二十四節気の一つで、立秋ののち15日。つまり、8月22、23日ごろにあたります。『暦便覧』には「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあります。
文字通り、秋を感じ始める頃なんですね。
そう言えばここ数日、朝夕は随分涼しい日が続いていますね。
さて、今日は「地鎮祭」の話をさせていただきます。
というのも最近「地鎮祭」が減ってきているような気がするのです。
不景気の影響かという気もしますが、「地鎮祭」をそもそも知らないとか、何をどうすればいいのか分からないという人が増えてきているという話も耳にします。
そこでざっくばらんに「地鎮祭」の話をしてみたいと思います。
まず「地鎮祭」と書いて「じちんさい」と読みます。
建築・土木の工事に着手する前に、その土地の神さまに「おことわり」を入れて、工事の安全を祈る神事なんです。
「これからこの土地に○○という建物を建てさせていただきます。工事が安全に取り進み無事に竣功できますように」とお祈りする神事なんですね。
「とこしずめのまつり」とか「地祭り」とも言ったりします。
●地鎮祭ではどんな神さまをおまつりするのでしょうか?
地鎮祭などの神社以外で行うお祭りは、主に「神籬祭典(ひもろぎさいてん)」というかたちで神事を行います。
「神籬(ひもろぎ)」というのは、神さまの依代になるもので、主に榊を使います。祭場に榊を立て、それを「神籬」にして、神さまをお招きするのです。
お招きする神さまは、それぞれの神事によって違いますが、地鎮祭の場合は、
大地主神(おおとこぬしのかみ)
産土神(うぶすなのかみ)
などが一般的です。
他にも、屋船二柱大神(やぶねふたはしらのおおかみ)や猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)もおまつりすることもあります。
●地鎮祭ではどんなことをするの? 式次第は?
地域によって、また神社や神主さんによって色々なバリエーションがありますが、概ね
一、修祓(しゅばつ)
一、降神(こうしん)
一、献饌(けんせん)
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
一、四方祓(しほうばらい)
一、地鎮行事(じちんぎょうじ)
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
一、撤饌(てっせん)
一、昇神(しょうしん)
という流れで神事を行います。
先ず、祭場や参列者、お供え物などを祓い清め、神さまをお招きします。
次に、お供え物をたてまつり、神主さんが祝詞(のりと)を奏上します。
祝詞は神主さんがその都度作文して奏上するものですから、仏教のお経のように決まった形の物はありません。その内容は地鎮祭の趣旨そのものです。簡単に言えば「これからこの土地に施主某が施行業者某に発注して○○という建物を建てさせていただきます。どうか工事が安全に取り進み、無事に竣功できますようにお守り下さい。」というような内容になります。
次に、土地の四方を切麻(きりぬさ)などで祓い清め、その後地鎮行事を行います。草刈り初めとか鍬入れといったものです。大規模工事の鍬入れの様子をテレビ等でご覧になったことのある方もあるでしょう。アレです。施主や施行業者の代表が行います。
地方によっては、この後に「鎮め物の儀」を行いますが、愛知県では行わないのが慣例です。
次に、神主さんに続いて、施主以下参列者が「玉串(たまぐし)」という榊の小枝を神前にたてまつっておまいりします。作法は「二拝二拍手一拝」の作法になります。
参拝が終わったら、お供えをお下げし、神さまをお送り申し上げて、地鎮祭は終了となります。
●地鎮祭で準備する物は?
祭壇やお供え物、など種々ありますが、施工業者や神主さんと相談された方が間違いないと思います。
●地鎮祭を依頼する神主さんは?
その土地の氏神さまの神職さんにお願いするのが基本です。
その地域に家を建てさせていただくんですからね。
引越し先などで、「氏神さまが分からないときはどうしたらいいのですか」という質問も時々受けますが、隣近所への挨拶回りも兼ねて、近隣の方に聞いてみるのが手っ取り早いと思います。
それでも分からない場合は、タウンページやネットで近そうなお宮を調べてみることでしょうか。それでもダメな場合は・・・、私あてにご相談いただければと思います。
なぜ、こんなことを申し上げるのかと言いますと、実は最近、胡散臭い神主さんもどきがいるようなのです。
営利活動で神事を行うグループがあるようで、祭式作法もデタラメ、祝詞もデタラメなようです。私も全く見たこともないような神主さん?と現場で鉢合わせしたこともあります^^;
業者に神主さんの手配を依頼するときは、気をつけられると良いかとも思います。
●地鎮祭の日取りは?
大安吉日にこだわらないのが神道のたてまえです。そもそも六曜は明治以降の民間信仰ですので、気にしすぎる必要はないとも思います。それよりも、家族の都合のつく日時を最優先にして氏神さまの神主さんと日程調整をされるのがよろしいかと思います。
●地鎮祭に参列するときの服装は?
これもよくある質問ですが、「不敬にならぬ服装」がよろしいかと存じます。
男性の場合はスーツ・ネクタイ、女性はこれに準じた服装、こどもさんは制服などということでしょうか。
必ずしもこれでなくてはいけないということではありませんが、神さまにお願いするそれも一生のうちにそう何度もあるわけではないお願いをするのですから、それなりの節度で望みたいものです。
就職試験の面接や、結婚前の両親への御挨拶に、Tシャツ・短パン・サンダル履きで行く人はいないと思いますが・・・。それを考えれば分かりますよね。
私のよく知る某建設会社の社長さんは、地鎮祭の時には必ず略礼服でご参列されます。
そういった心構えで地鎮祭をされる建設業者は信頼できるというものです。
●地鎮祭に関わる費用は?
これも気になる方が多いと思います。
1.神主さんにお渡しする初穂料。
2.お供え物などの費用。
3.祭壇やテントなどの借用費用。
4.車代や祝儀など。
5.お茶代など。
などが考えられますが、2、3、5については実費でしょうから工夫次第で節約もできます。
4の車代や御祝儀などは、最近では省略されることが多いようです。
となると一番気になるのは、1でしょうか。
地方によって異なりますし、そもそもお志でお包みするものですから、金額については明示できません。この地方では2万円~5万円が相場といったところでしょうか。
これについても、建築業者さんにお問い合せされるのとお教え下さると思います。
●神主さんへのお礼? のし袋の表書きの書き方は?
これは「初穂料」とか「玉串料」と書くのが一般的です。
ともに神さまへのお供えという意味になります。あくまでも神主さんへの謝礼ではないんですね。
(のし袋の書き方については、別にこちらの記事もご参照下さい。)
●地鎮祭をする上で気をつけなければならないことは?
細かい点を挙げればきりがありませんが、
1.まず、屋外での神事であることを充分考慮することでしょうか。
当日の天候への配慮が必要になってきます。暑さ寒さ、雨風などへの配慮ですね。それによって、テントの準備や防寒対策なども必要になってきます。建築業者との打ち合わせが必要な部分でもあります。
2.次に祭場の整理です。中には草ボウボウの荒れ地状態のこともありました。まるで田んぼのような土壌のこともありました。事前に草取り、清掃に心がけることも重要です。やはり清浄な場所に神さまをお招きしたいものですね。
●地鎮祭に関連して・・・
立て替え工事の場合は、旧家屋の解体工事のお祓いもあります。永年の感謝をこめたおまつりですね。或いは、井戸のお祓いや樹木伐採のお祓いなども併せて行う場合があります。これについても神主さんや施工業者と事前に相談されるとよろしいかと思います。
●上棟祭や竣功祭などについて
一般に「建前(たてまえ)」と呼ばれる「上棟祭(じょうとうさい)」は、神主さんを呼ばずに大工の棟梁が行う場合が多いようです。勿論、神主さんに依頼することも間違いではありません。
重要なのは、建物が完成した後の「竣功祭(しゅんこうさい)」だと思います。
地鎮祭で工事の安全を祈願し、無事完成したことを御礼申し上げる神事です。
お願いしっぱなしでは失礼ですもんね。
キチンとお礼を申し上げることが、更なるご加護にもつながります。
その他、ご不明な点はご遠慮なくお問い合せ下さい。
出来る限り、わかりやすくお答えしていきたいと思います。
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FMおかざき「心の宅急便」の45回目の放送(8月18日)分です。
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先日8月15日は終戦の日でした。言うまでもなく大東亜戦争終結の日ですが、これは「大東亜戦争終結ノ詔書」の玉音放送がラジオで放送された日なんですね。
(「第二次世界大戦」とか「太平洋戦争」という言葉もありますが、当時日本は「大東亜戦争」と呼称していましたので、この言葉を使います。)
正式に8月15日がいわゆる終戦の日になったのは、昭和57年の閣議決定によります。
この閣議決定により、ことしも全国戦没者追悼式が執り行われました。
いずれにしても、真摯に慰霊と感謝の誠を捧げることが肝要です。
先週もご紹介した愛知縣護國神社では、8月16日に献灯祭が斎行されました。
私自身参列させていただきましたが、境内一面に五千余の雪洞が灯され、暫しの間、御英霊の御心に触れることが出来ました。
県内若手神職の朝日舞という神楽舞が奉納され、愛宗青の青年僧による神前読経が行われたこともご報告させていただきます。
さて、今年の8月15日、靖國神社には、小泉、安倍両氏らを含め、本人出席で計41人(前衆院議員29人、参院議員12人)がおまいりされたそうです。衆院選公示を控え、昨年の53人(衆院40人、参院13人)を大幅に下回ったんだとか。麻生太郎首相は、中国など対外関係などに配慮して参拝せず、鳩山民主党代表は、政権交代後も参拝しないことを明言しています。
本当にこれでいいのでしょうか。
先の大戦において国は、尊い生命を捧げられた数多の戦歿者に対し、永遠に靖国神社にお祀りすることを約束しているはずです。
御英霊はその約束を信じ、家族や戦友に対して「死んだら靖国に会いにきて欲しい」と言い遺して散華されたんです。
国は、戦歿者に対する約束を守る責務があるはずだと思うのですが・・・。
一方で、靖國神社に代わる無宗教の国立追悼施設建設の議論があります。
平成14年以降出てきたものですが、民主党の政策集にもこれが明記されています。
本当に必要な施設なんでしょうか。
まず、間違いなく、政府自ら靖國神社の存在意義を否定することになります。
英霊への冒涜行為とも言えるでしょう。
次に、恐らく厳格な政教分離を念頭に置いているのでしょうが、無宗教の慰霊施設が存在し得るかという問題もあります。
宗教的でない慰霊行為が本当に慰霊たり得るのかという本質的な問題です。
それは単に慰霊のまねごとに過ぎないと思うのは私だけでしょうか。
さらには、仮に特定の諸外国への外交的な配慮であるとするならば、それは日本政府自らが主権を放棄したということに他ならないと思います。
日本の首相がどこに行き、何をするかは、諸外国からとやかく言われる筋合いの物ではないはずです。
もう一つ、いわゆるA級戦犯の分祀論というのもあります。
「霊璽簿から名前を削除するだけだ」という不謹慎極まりない暴論もあるようですが、そもそも戦後、国会が全会一致で戦争受刑者の復権を成し遂げてきたことと矛盾します。
いわゆるA級戦犯とされた方々は本当に罪人なのかを慎重に検証し直すことも必要だと思います。
ちなみに、愛知県の三ヶ根山山頂には、「殉国七士廟」がありA級戦犯として処刑された七名の遺骨が葬られています。
昭和53年に靖國神社に合祀された「昭和殉難者」といわれる14名の方々は次の通りです。
総選挙の結果次第で、どうなるか分からない問題ですが、軽視できない問題ですから、議論の行方をしっかりと見ていきたいと思います。
最後に一つだけ申し上げたいのは、靖國神社では毎日神職が、お供えを捧げ、祝詞を奏し、毎日慰霊のおまいりをしています。
そこにあるのは、形骸化した偽りの慰霊ごっこではなく、本物の慰霊の祈りなのです。
新しく考えられている慰霊施設でそれが果たして可能でしょうか。
多くの方にそのことをご理解いただきたいと思います。
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先日8月15日は終戦の日でした。言うまでもなく大東亜戦争終結の日ですが、これは「大東亜戦争終結ノ詔書」の玉音放送がラジオで放送された日なんですね。
(「第二次世界大戦」とか「太平洋戦争」という言葉もありますが、当時日本は「大東亜戦争」と呼称していましたので、この言葉を使います。)
この詔勅(詔勅というのは天皇陛下の御言葉、「みことのり」のことです)は、昭和20年8月14日の御前会議にて発せられたものです。それを録音し翌15日に放送したわけです。その後9月2日にポツダム宣言受諾の降伏文書に調印し、名実ともに米軍の進駐が始まるわけです。「大東亜戦争終結ノ詔書」
朕深ク 世界ノ大勢ト 帝國ノ現状トニ鑑ミ 非常ノ措置ヲ以テ 時局ヲ収拾セムト欲シ 茲ニ 忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ 帝國政府ヲシテ 米英支蘇 四國ニ對シ 其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨 通告セシメタリ
抑々 帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ 萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ 皇祖皇宗ノ遣範ニシテ 朕ノ拳々措カサル所 曩ニ米英二國ニ宣戦セル所以モ亦 實ニ帝國ノ自存ト 東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ 他國ノ主權ヲ排シ 領土ヲ侵カス如キハ 固ヨリ朕カ志ニアラス
然ルニ 交戰巳ニ四歳ヲ閲シ 朕カ陸海将兵ノ勇戰 朕カ百僚有司ノ勵精 朕カ一億衆庶ノ奉公 各々最善ヲ盡セルニ拘ラス 戰局必スシモ好轉セス 世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之 敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
而モ 尚 交戰ヲ繼續セムカ 終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ
斯ノ如クムハ 朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ
是レ 朕カ帝國政府ヲシテ 共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ 帝國ト共ニ 終始東亜ノ開放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ 遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス
帝國臣民ニシテ 戰陣ニ死シ 職域ニ殉シ 非命ニ斃レタル者 及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ 五内為ニ裂ク
且 戰傷ヲ負ヒ 災禍ヲ蒙リ 家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ 朕ノ深ク軫念スル所ナリ
惟フニ 今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ 固ヨリ尋常ニアラス
爾臣民ノ衷情モ 朕善ク之ヲ知ル
然レトモ朕ハ 時運ノ趨ク所 堪ヘ難キヲ堪ヘ 忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ萬世ノ為ニ 大平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ 國體ヲ護持シ 得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ 常ニ爾臣民ト共ニ在リ
若シ夫レ 情ノ激スル所 濫ニ事端ヲ滋クシ 或ハ同胞排儕 互ニ時局ヲ亂リ 為ニ 大道ヲ誤リ 信義ヲ世界ニ失フカ如キハ 朕最モ之ヲ戒ム
宣シク 擧國一家子孫相傳ヘ 確ク神州ノ不滅ヲ信シ 任重クシテ道遠キヲ念ヒ 總力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ 道義ヲ篤クシ 志操ヲ鞏クシ 誓テ國體ノ精華ヲ発揚シ 世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ
爾臣民 其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ
そういえば、甲子園でも、正午の時報直前にプレーを中断し、選手・観客らが1分間の黙祷を捧げますね。「戦没者を追悼し平和を祈念する日」(昭和57年4月13日閣議決定)
1. 趣旨 先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平和を祈念するため、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」を設ける。
2. 期日 毎年8月15日とする。
3. 行事 政府は、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に、昭和38年以降毎年実施している全国戦没者追悼式を別紙のとおり引き続き実施する。
別紙 全国戦没者追悼式の実施について
1. 全国戦没者追悼式は、天皇皇后両陛下の御臨席を仰いで、毎年8月15日、日本武道館において実施する。
2. 本式典における戦没者の範囲及び式典の形式は、昭和56年の式典と同様とする。
3. 本式典には、全国から遺族代表を国費により参列させる。
4. 式典当日は、官衙等国立の施設には半旗を掲げることとし、地方公共団体等に対しても同様の措置をとるよう勧奨するとともに、本式典中の一定時刻において、全国民が一斉に黙とうするよう勧奨する。
この閣議決定により、ことしも全国戦没者追悼式が執り行われました。
いずれにしても、真摯に慰霊と感謝の誠を捧げることが肝要です。
先週もご紹介した愛知縣護國神社では、8月16日に献灯祭が斎行されました。
私自身参列させていただきましたが、境内一面に五千余の雪洞が灯され、暫しの間、御英霊の御心に触れることが出来ました。
県内若手神職の朝日舞という神楽舞が奉納され、愛宗青の青年僧による神前読経が行われたこともご報告させていただきます。
さて、今年の8月15日、靖國神社には、小泉、安倍両氏らを含め、本人出席で計41人(前衆院議員29人、参院議員12人)がおまいりされたそうです。衆院選公示を控え、昨年の53人(衆院40人、参院13人)を大幅に下回ったんだとか。麻生太郎首相は、中国など対外関係などに配慮して参拝せず、鳩山民主党代表は、政権交代後も参拝しないことを明言しています。
本当にこれでいいのでしょうか。
先の大戦において国は、尊い生命を捧げられた数多の戦歿者に対し、永遠に靖国神社にお祀りすることを約束しているはずです。
御英霊はその約束を信じ、家族や戦友に対して「死んだら靖国に会いにきて欲しい」と言い遺して散華されたんです。
国は、戦歿者に対する約束を守る責務があるはずだと思うのですが・・・。
一方で、靖國神社に代わる無宗教の国立追悼施設建設の議論があります。
平成14年以降出てきたものですが、民主党の政策集にもこれが明記されています。
本当に必要な施設なんでしょうか。
まず、間違いなく、政府自ら靖國神社の存在意義を否定することになります。
英霊への冒涜行為とも言えるでしょう。
次に、恐らく厳格な政教分離を念頭に置いているのでしょうが、無宗教の慰霊施設が存在し得るかという問題もあります。
宗教的でない慰霊行為が本当に慰霊たり得るのかという本質的な問題です。
それは単に慰霊のまねごとに過ぎないと思うのは私だけでしょうか。
さらには、仮に特定の諸外国への外交的な配慮であるとするならば、それは日本政府自らが主権を放棄したということに他ならないと思います。
日本の首相がどこに行き、何をするかは、諸外国からとやかく言われる筋合いの物ではないはずです。
もう一つ、いわゆるA級戦犯の分祀論というのもあります。
「霊璽簿から名前を削除するだけだ」という不謹慎極まりない暴論もあるようですが、そもそも戦後、国会が全会一致で戦争受刑者の復権を成し遂げてきたことと矛盾します。
いわゆるA級戦犯とされた方々は本当に罪人なのかを慎重に検証し直すことも必要だと思います。
1952年6月9日参議院本会議にて「戦犯在所者の釈放等に関する決議」
1952年12月9日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」
1953年8月3日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」
1955年7月19日衆議院本会議にて「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」
戦犯の国内での扱いに関して、それまで極東国際軍事裁判などで戦犯とされた者は国内法上の受刑者と同等に扱われており、遺族年金や恩給の対象とされていなかったが、1952年(昭和27年)5月1日、木村篤太郎法務総裁から戦犯の国内法上の解釈についての変更が通達され、戦犯拘禁中の死者はすべて「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として取り扱われる事となった。
これにより1952年(昭和27年)4月施行された「戦傷病者戦没者遺族等援護法」も一部改正され、戦犯としての拘留逮捕者について「被拘禁者」として扱い、当該拘禁中に死亡した場合はその遺族に扶助料を支給する事になった。
1952年6月9日「戦犯在所者の釈放等に関する決議」、1952年12月9日「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」、1953年8月3日「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が可決された。そして「恩給改正法」では受刑者本人の恩給支給期間に拘禁期間を通算すると規定され、1955 年には「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」がされた。そして国際的にも、サンフランシスコ講和条約第11条の手続きにもとづき関係11ヶ国の同意を得て、A級戦犯は1956年に釈放された。
A級戦犯として有罪判決を受け禁固七年とされた重光葵は釈放後、鳩山内閣の副総理・外務大臣となり勲一等を授与された。1954年に外務大臣に就任し日ソ国交回復と国連加盟も成し遂げている。また、終身刑とされた賀屋興宣は池田内閣の法務大臣を務めた。更にA級戦犯元被指定者の岸信介は内閣総理大臣になった。ウィキペディアより
ちなみに、愛知県の三ヶ根山山頂には、「殉国七士廟」がありA級戦犯として処刑された七名の遺骨が葬られています。
板垣征四郎 - 軍人、陸相(第1次近衛内閣・平沼内閣)、満州国軍政部最高顧問、関東軍参謀長
木村兵太郎 - 軍人、ビルマ方面軍司令官、陸軍次官(東條内閣)
土肥原賢二 - 軍人、奉天特務機関長、第12方面軍司令官
東条英機 - 軍人、第40代内閣総理大臣
武藤章 - 軍人、第14方面軍参謀長(フィリピン)
松井石根 - 軍人、中支那方面軍司令官(南京攻略時)
広田弘毅 - 文民、第32代内閣総理大臣(近衛内閣外相)
昭和53年に靖國神社に合祀された「昭和殉難者」といわれる14名の方々は次の通りです。
机上で議論する前に、現地に赴き、御霊の声を肌で感じることも大切かも知れませんね。* 板垣征四郎 * 梅津美治郎 * 木村兵太郎 * 小磯国昭 * 白鳥敏夫
* 土肥原賢二 * 東郷茂徳 * 東條英機 * 永野修身 * 平沼騏一郎
* 広田弘毅 * 松井石根 * 松岡洋右 * 武藤章
総選挙の結果次第で、どうなるか分からない問題ですが、軽視できない問題ですから、議論の行方をしっかりと見ていきたいと思います。
最後に一つだけ申し上げたいのは、靖國神社では毎日神職が、お供えを捧げ、祝詞を奏し、毎日慰霊のおまいりをしています。
そこにあるのは、形骸化した偽りの慰霊ごっこではなく、本物の慰霊の祈りなのです。
新しく考えられている慰霊施設でそれが果たして可能でしょうか。
多くの方にそのことをご理解いただきたいと思います。
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FMおかざき「心の宅急便」の44回目の放送(8月11日)分です。
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本日午前5時7分ごろ、静岡で震度6弱の大きな地震がありました。
地震で被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
神社界でも情報収集につとめておりますが、・・・
伊豆山神社(熱海市)では、社務所玄関白壁一部損壊
焼津神社(焼津市)では、玉垣倒壊、飛び地境内神社の玉垣倒壊
神部神社・浅間神社・大歳御祖神社(静岡浅間神社 静岡市)では、石灯籠一基損壊、玉垣倒壊
などの情報が入ってきています。
神社は、鳥居や燈籠、玉垣などの石製品が多く、被害の報告が今後多くなることが心配されます。
台風9号の被害とあわせ、自然災害の恐ろしさをつくづく感じます。日頃の対策について改めて考え直さなくてはいけませんね。
さて、今日はお盆の話をさせていただきます。
「お盆」というのは、仏教でいう「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略で、仏教語なんですが、もともとは日本古来の祖先崇拝の行事がそのベースになっています。
我が国では、仏教伝来以前から、神祭りとご祖先の御霊をおまつりする祖霊祭祀がさかんにおこなわれていました。
神さまとご先祖様のご加護をいただいて、平穏な暮らしを営んでいたんですね。
このご先祖様はずうっと遡ると神さまにつながります。その意味では、ご祖先のお祭りも神さまのお祭りも同じですね。
「盆と正月」は年中行事の中でも現代まで大切にされています。
正月が神さまをまつり(神さまに詣で)、お盆がご祖先のおまいりをする。
その心は大切に受け継がれているんですね。
ところで、仏教で言う「盂蘭盆会」は「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経によるものとされています。
また、施餓鬼(せがき)といったこともおこなわれます。
なんだそうです。
これが、日本古来の祖霊祭祀と結びついて、今に至っているわけですね。
いずれにしても、祖先を敬い、鄭重なおまつりをすることが、家族・親族の絆を深めることにもつながります。大切にしていきたい伝統だとも思います。
ただ、最近では、葬儀の簡略化やお墓まいりの代行業者まであるようです。少し寂しいような気もしますね。
もう一つ、8月15日と言えば、終戦記念日ですね。
お盆の時期は、戦没者慰霊の季節でもあります。
毎年、靖國神社の参拝をめぐって騒々しくなりますが、国のため、子や孫を守るために散っていった多くの御英霊の犠牲の上に、今の日本が成り立っていることを、決して忘れてはならないと思います。
心静かに慰霊と感謝の誠を捧げたいものですね。
勿論、靖國神社だけではなく、各都道府県には護国神社が、各市町には招魂社や忠魂碑が建立されています。是非多くの方にお近くの所にお出かけいただき、おまいりいただきたいと思います。
ちなみに・・・
名古屋の丸の内にあります愛知縣護國神社では、8月16日に献灯祭が行われます。
岡崎公園には、岡崎市出身の御英霊を慰霊する忠魂碑があります。
それぞれの町の鎮守の杜にも忠魂碑がきっとあると思います。
小学生のお子さんの自由研究にもなるかも知れませんね。
お盆は、日本の伝統行事に親しむ良い機会でもあります。
「改革」「チェンジ」と変えることが叫ばれる昨今ですが、そんな中でもしっかりと守っていかなければならない物があることを、決して忘れてはいけませんよね。
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本日午前5時7分ごろ、静岡で震度6弱の大きな地震がありました。
地震で被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
神社界でも情報収集につとめておりますが、・・・
伊豆山神社(熱海市)では、社務所玄関白壁一部損壊
焼津神社(焼津市)では、玉垣倒壊、飛び地境内神社の玉垣倒壊
神部神社・浅間神社・大歳御祖神社(静岡浅間神社 静岡市)では、石灯籠一基損壊、玉垣倒壊
などの情報が入ってきています。
神社は、鳥居や燈籠、玉垣などの石製品が多く、被害の報告が今後多くなることが心配されます。
台風9号の被害とあわせ、自然災害の恐ろしさをつくづく感じます。日頃の対策について改めて考え直さなくてはいけませんね。
さて、今日はお盆の話をさせていただきます。
「お盆」というのは、仏教でいう「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略で、仏教語なんですが、もともとは日本古来の祖先崇拝の行事がそのベースになっています。
我が国では、仏教伝来以前から、神祭りとご祖先の御霊をおまつりする祖霊祭祀がさかんにおこなわれていました。
神さまとご先祖様のご加護をいただいて、平穏な暮らしを営んでいたんですね。
このご先祖様はずうっと遡ると神さまにつながります。その意味では、ご祖先のお祭りも神さまのお祭りも同じですね。
「盆と正月」は年中行事の中でも現代まで大切にされています。
正月が神さまをまつり(神さまに詣で)、お盆がご祖先のおまいりをする。
その心は大切に受け継がれているんですね。
ところで、仏教で言う「盂蘭盆会」は「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経によるものとされています。
また、施餓鬼(せがき)といったこともおこなわれます。
目連の施餓鬼は「盂蘭盆経」によるといわれる。この経典によると、釈迦仏の十大弟子で神通第一と称される目連尊者が、神通力により亡き母の行方を探すと、餓鬼道に落ち、肉は痩せ衰え骨ばかりで地獄のような苦しみを得ていた。目連は神通力で母を供養しようとしたが食べ物はおろか、水も燃えてしまい飲食できない。目連尊者は釈迦に何とか母を救う手だてがないかたずねた。すると釈迦は『お前の母の罪はとても重い。生前は人に施さず自分勝手だったので餓鬼道に落ちた』として、『多くの僧が九十日間の雨季の修行を終える七月十五日に、ご馳走を用意して経を読誦し、心から供養しなさい。』と言った。目連が早速その通りにすると、目連の母親は餓鬼の苦しみから救われた。これが盂蘭盆の起源とされる
なんだそうです。
これが、日本古来の祖霊祭祀と結びついて、今に至っているわけですね。
いずれにしても、祖先を敬い、鄭重なおまつりをすることが、家族・親族の絆を深めることにもつながります。大切にしていきたい伝統だとも思います。
ただ、最近では、葬儀の簡略化やお墓まいりの代行業者まであるようです。少し寂しいような気もしますね。
もう一つ、8月15日と言えば、終戦記念日ですね。
お盆の時期は、戦没者慰霊の季節でもあります。
毎年、靖國神社の参拝をめぐって騒々しくなりますが、国のため、子や孫を守るために散っていった多くの御英霊の犠牲の上に、今の日本が成り立っていることを、決して忘れてはならないと思います。
心静かに慰霊と感謝の誠を捧げたいものですね。
勿論、靖國神社だけではなく、各都道府県には護国神社が、各市町には招魂社や忠魂碑が建立されています。是非多くの方にお近くの所にお出かけいただき、おまいりいただきたいと思います。
ちなみに・・・
名古屋の丸の内にあります愛知縣護國神社では、8月16日に献灯祭が行われます。
岡崎公園には、岡崎市出身の御英霊を慰霊する忠魂碑があります。
それぞれの町の鎮守の杜にも忠魂碑がきっとあると思います。
小学生のお子さんの自由研究にもなるかも知れませんね。
お盆は、日本の伝統行事に親しむ良い機会でもあります。
「改革」「チェンジ」と変えることが叫ばれる昨今ですが、そんな中でもしっかりと守っていかなければならない物があることを、決して忘れてはいけませんよね。
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ブログの更新も随分怠っていました。
気付けば「長月」。
言い訳をすれば・・・
いややめときます。
改めて、8月放送分の「心の宅急便」記事だけは、順次UPしていきます。
遅くなり、ご心配をお掛けした各位に、心からお詫び申し上げます。
気付けば「長月」。
言い訳をすれば・・・
いややめときます。
改めて、8月放送分の「心の宅急便」記事だけは、順次UPしていきます。
遅くなり、ご心配をお掛けした各位に、心からお詫び申し上げます。
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