黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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- 2009年10月06日の記事
昨日、FMおかざき「心の宅急便」の52回目の放送です。
昨年10月に始まり、丸一年を迎えました。
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今年はもう既に済んでしまった話題で恐縮ですが・・・
先週末の10月3日(土)は「中秋の名月」でしたね。
それに関連し、こんなニュースを目にしました。
何だかさみしいなぁと思うのは私だけでしょうか?
このまま行くと、
ということで、今日は敢えて「中秋の名月」に因むお話しをざっくばらんにさせていただこうかと存じます。
さて、「中秋の名月」というのは、 旧暦8月15日の月のことです。「十五夜お月様」ですね。
この月を愛でる月見の行事は、平安時代に中国から伝わったと言われています。当時の貴族たちは観月の宴を催し、風情を楽しみました。それが時代が下るにつれ、庶民にまで広まっていったんですね。
また、中国で月餅を供える習慣が日本に伝わり、月見団子となったと言われていますし、十五夜にススキや団子とともに収穫した芋を供えたので「芋名月」とも言われています。
ところで、「中秋」と「仲秋」の違いを御存じでしょうか?
辞書を見てみますと・・・・、
「仲秋」は「陰暦8月のこと」なんですね。陰暦の7月から9月が秋なんですが、その秋を孟秋(7月)・仲秋(8月)・季秋(9月)と分けたんです。「孟」「仲」「季」には、「長男」「次男」「三男」といった意味もあるようです。
これに対し、「中秋」というのは「陰暦8月15日のこと」なんだそうです。ピンポイントで秋の真ん中という意味なんですね。
年間を通じ、何回もある満月ですが、何故8月15日の十五夜だけが特別視されたのか、真相は分かりませんが、時代を超えて万人に広く受け容れられたから、現代にまで伝わっているんだとも思います。
ちなみに、
この歌には「月」が8回出てきます。だからこそ見るべき「この月」は8月なんだという歌なんですが、思わずなるほどと思ってしまいますよね。
もう一つ。
数ある難読姓の中に「八月十五日」というのがあります。
何と読むかお分かりでしょうか?
答えは「なかあき」なんだそうです。正に「中秋」ですね。
風情を感じるお月見ですが、実は十五夜以外のお月見もあるんです。
それは「十三夜」です。
陰暦9月13日のお月見のことですが、これは中国にはなく、日本のみの風習なんだそうです。
後の月見とも言われます。
「十五夜」が芋をお供えすることから「芋名月」とも言われるのに対し、「十三夜」は豆や栗を供えることから「豆名月」「栗名月」と呼ばれます。
一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代に開かれた観月の宴が慣習となったとも言われているようです。
また、十五夜の月見をしたら、必ず十三夜の月見もしなければならなく、一方だけの月見は「片月見」として忌まれたなんて風習もあります。
ちなみに今年の十三夜は、10月30日です。
十五夜お月様を愛でた皆さんは、十三夜のお月様もお忘れなく(笑)
お月見につきものの「月見団子」ですが、お供えする団子の数にも色々と慣習があるようです。
15夜は15個、13夜は13個供えるだとか、 一年は12ヶ月なので12個、閏月のある閏年は13個お供えするんだとか、地方によっても異なるようですね。
月と言えばウサギですかね。
うさぎが餅つきしているといいますが、これは仏教説話に由来するようです。
昔、帝釈天が老人の姿で動物たちのところに行き、食べ物を乞うた時、猿は木の実を、狐は魚を取ってきて老人に与えたが、うさぎは何も取ってこれなかったため、自ら火の中に飛び込んで自分の肉を与えたんだそうです。そしてこれを憐れんで、うさぎを月の中に蘇らせたと伝えられています。
今の子供たちはこの話をどのくらい知っているのでしょうかねぇ・・・。
十五夜、十三夜以外にも、月を愛でることは頻繁に行われてきました。
例えば、「待宵(まつよい)」と言うのは、翌十五日の月を待つ宵の意で、陰暦8月14日の宵のことを言います。
また「十六夜(いざよい)」という陰暦十六日。また、その夜のことを表す言葉もあります。
これは「やすらう」の意のイサヨフの名詞形だそうで、十六夜の月が山の端を出ようとして、てまどるのを、イサヨフ(躊躇)と文学的に表現したものなんだそうです。
名月の前後の月を愛でる風情もまたイイですよね。
さらに雑学を蛇足的に付け加えますと・・・
「中秋の名月は満月とは限らない」んです。
でも細かい話はどうでもよく、「八月の十五日の月」として「十五夜お月様」であることが重要なんですね。
くどいですがもう一つ蘊蓄を申し上げますと・・・
「中秋の名月は必ず「仏滅」」なんです。
何故か?
六曜の決め方を理解すれば自ずと理解できると思いますので、皆さん一度調べてみてくださいね。
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偉そうな話をしてしまいましたが、我が子が
親として反省しきりですね。
昨年10月に始まり、丸一年を迎えました。
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今年はもう既に済んでしまった話題で恐縮ですが・・・
先週末の10月3日(土)は「中秋の名月」でしたね。
それに関連し、こんなニュースを目にしました。
この現状を、皆さんはどう思うでしょうか?中秋の名月、20代2割強知らず=成人全体では1割-民間会社調査
お月見を楽しむ風習が残る「中秋の名月」(十五夜)。今年は3日夜に当たるが、20代の2割強が「聞いたことがない」という実態が、コニカミノルタホールディングス(東京)の調査で分かった。成人が対象だったが、全体でも約1割が知らなかったという。
同社は9月10~11日、埼玉、千葉、東京、神奈川の各都県に住む成人男女にアンケートを実施し、516人から有効回答を得た。
その結果、「中秋の名月」という言葉について、全体の10.5%が「聞いたことがない」と回答。内訳は20代21.1%、30代10.9%、40代5.4%で50代以上が4.6%だった。「聞いたことはある」は全体で53.1%、「意味も知っている」は36.4%で、いずれも年齢が上がるにつれ深く理解している傾向がみられた。
また、「中秋の名月は今年はいつか」と聞くと「知っている」は全体で5.8%にとどまった。「知らない」は22.5%、「何月ごろか知っている」は71.7%だった。
(時事ドットコム2009/10/03-05:28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009100300065
何だかさみしいなぁと思うのは私だけでしょうか?
このまま行くと、
の句に共感できない時代が来てしまうんじゃないかといった危惧さえ感じます。名月や池をめぐりて夜もすがら 芭蕉
ということで、今日は敢えて「中秋の名月」に因むお話しをざっくばらんにさせていただこうかと存じます。
さて、「中秋の名月」というのは、 旧暦8月15日の月のことです。「十五夜お月様」ですね。
この月を愛でる月見の行事は、平安時代に中国から伝わったと言われています。当時の貴族たちは観月の宴を催し、風情を楽しみました。それが時代が下るにつれ、庶民にまで広まっていったんですね。
また、中国で月餅を供える習慣が日本に伝わり、月見団子となったと言われていますし、十五夜にススキや団子とともに収穫した芋を供えたので「芋名月」とも言われています。
ところで、「中秋」と「仲秋」の違いを御存じでしょうか?
辞書を見てみますと・・・・、
「仲秋」は「陰暦8月のこと」なんですね。陰暦の7月から9月が秋なんですが、その秋を孟秋(7月)・仲秋(8月)・季秋(9月)と分けたんです。「孟」「仲」「季」には、「長男」「次男」「三男」といった意味もあるようです。
これに対し、「中秋」というのは「陰暦8月15日のこと」なんだそうです。ピンポイントで秋の真ん中という意味なんですね。
年間を通じ、何回もある満月ですが、何故8月15日の十五夜だけが特別視されたのか、真相は分かりませんが、時代を超えて万人に広く受け容れられたから、現代にまで伝わっているんだとも思います。
ちなみに、
という読み人知らずの和歌があります。月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月
この歌には「月」が8回出てきます。だからこそ見るべき「この月」は8月なんだという歌なんですが、思わずなるほどと思ってしまいますよね。
もう一つ。
数ある難読姓の中に「八月十五日」というのがあります。
何と読むかお分かりでしょうか?
答えは「なかあき」なんだそうです。正に「中秋」ですね。
風情を感じるお月見ですが、実は十五夜以外のお月見もあるんです。
それは「十三夜」です。
陰暦9月13日のお月見のことですが、これは中国にはなく、日本のみの風習なんだそうです。
後の月見とも言われます。
「十五夜」が芋をお供えすることから「芋名月」とも言われるのに対し、「十三夜」は豆や栗を供えることから「豆名月」「栗名月」と呼ばれます。
一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代に開かれた観月の宴が慣習となったとも言われているようです。
また、十五夜の月見をしたら、必ず十三夜の月見もしなければならなく、一方だけの月見は「片月見」として忌まれたなんて風習もあります。
ちなみに今年の十三夜は、10月30日です。
十五夜お月様を愛でた皆さんは、十三夜のお月様もお忘れなく(笑)
お月見につきものの「月見団子」ですが、お供えする団子の数にも色々と慣習があるようです。
15夜は15個、13夜は13個供えるだとか、 一年は12ヶ月なので12個、閏月のある閏年は13個お供えするんだとか、地方によっても異なるようですね。
月と言えばウサギですかね。
うさぎが餅つきしているといいますが、これは仏教説話に由来するようです。
昔、帝釈天が老人の姿で動物たちのところに行き、食べ物を乞うた時、猿は木の実を、狐は魚を取ってきて老人に与えたが、うさぎは何も取ってこれなかったため、自ら火の中に飛び込んで自分の肉を与えたんだそうです。そしてこれを憐れんで、うさぎを月の中に蘇らせたと伝えられています。
今の子供たちはこの話をどのくらい知っているのでしょうかねぇ・・・。
十五夜、十三夜以外にも、月を愛でることは頻繁に行われてきました。
例えば、「待宵(まつよい)」と言うのは、翌十五日の月を待つ宵の意で、陰暦8月14日の宵のことを言います。
また「十六夜(いざよい)」という陰暦十六日。また、その夜のことを表す言葉もあります。
これは「やすらう」の意のイサヨフの名詞形だそうで、十六夜の月が山の端を出ようとして、てまどるのを、イサヨフ(躊躇)と文学的に表現したものなんだそうです。
名月の前後の月を愛でる風情もまたイイですよね。
さらに雑学を蛇足的に付け加えますと・・・
「中秋の名月は満月とは限らない」んです。
1. 旧暦1日(ついたち)の決め方
旧暦の1日は「朔(新月)となる瞬間を含んだ日」ですので、0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。これを考慮すると旧暦15日の月齢は、最小13.0,最大15.0,平均14.0となります。
2. 朔から望までの日数(平均)
朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約 14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。これは 1の旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があります。
3. 朔と望までの実際の日数
月の軌道が円でないなどの理由から、朔から望までの日数は約13.8~15.8日の間で変化します。
上記1~3の理由が絡み合って、旧暦15日と満月の日付が一致しないことがあります(というか、一致しないことの方が多い)。長い目で見れば1,2の理由から実際の満月は旧暦15日に較べて約0.76日後にずれるはずです。
(暦と天文の雑学 (http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0710.htm))
でも細かい話はどうでもよく、「八月の十五日の月」として「十五夜お月様」であることが重要なんですね。
くどいですがもう一つ蘊蓄を申し上げますと・・・
「中秋の名月は必ず「仏滅」」なんです。
何故か?
六曜の決め方を理解すれば自ずと理解できると思いますので、皆さん一度調べてみてくださいね。
----------------------------------------------------------------------
偉そうな話をしてしまいましたが、我が子が
もうさぎ うさぎ
なに見てはねる
十五夜 お月さま
見て はねる
も「知らな~い」と言ったことが物凄い衝撃でした。。。一、デタデタツキガ
マルイマルイ マンマルイ
ボンノヨウナツキガ
二、カクレタクモニ
クロイクロイマックロイ
スミノヨウナクモニ
三、マタデタツキガ
マルイマルイ マンマルイ
ボンノヨウナツキガ
親として反省しきりですね。
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