FMおかざき「心の宅急便」の53回目の放送です。
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今日は私の神職としての個人的な価値観に基づいたお話しです。
もちろん、反対意見もあることは十分承知していますが・・・。
さて、最近特に思うんですが、現代日本は家族・家庭の崩壊の危機に瀕している気がしてなりません。
行き過ぎた平等主義や、行き過ぎた個人主義の影響かもしれません。
家長(大黒柱)の不在も大きな要因でしょう。
家族というのは、社会の最小構成単位であることは言うまでもありません。
心配すればきりがないのですが、この家族の崩壊は、間違いなく、地域共同体社会の崩壊、ひいては国家の崩壊につながるとも言えるでしょう。
それはさすがにまずいですよね。
そんな中、気になるニュースが飛び込んできました。
「夫婦別姓法案」についてのニュースです。
この法案を推進しようとしているのは、千葉景子法相と福島瑞穂男女共同参画担当相のようですが、私自身はこの法案が成立してしまうことを危惧しています。
現行民法では、
第750条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。
となっています。
この文言からは、男女差別ということは全く見えてきませんね。
むしろこの民法の規定は完全に平等だとも言えますね。
どうして、夫婦が同姓となることを拒むのでしょうか?
福島大臣は「(別姓導入で)家族の絆が弱まることはあり得ない」とコメントしたそうですが、本当にそうでしょうか?どうしてそう断定できるのでしょうか?
同姓であるが故のデメリットよりも、別姓であるが故のデメリットの方が大きいと考えるのは私だけでしょうか?
現実的な問題で考えてみましょう。
お父さんが佐藤さん、お母さんが山田さんの別姓夫婦がいたとします。
二人の子どもに恵まれ、子どもの姓は、それぞれ選択するとすると・・・・
お兄ちゃんが山田くんで、妹が佐藤さんということも考えられます。
これは、佐藤家でしょうか?山田家でしょうか?
お宅に電話がかかってきたとき、「佐藤です」と出るのでしょうか?「山田です」とでるのでしょうか?
さらに代が進むと・・・
佐藤さんの長男が山田さんで、お嫁さんが田中さん。
その間に生まれた孫(長男)は田中さん、・・・・
直系でありながら、姓はバラバラ・・・ということも起こり得ます。
もしかしたら遺産相続の権利だけ主張し、介護などは姓が違うことを理由に拒否する輩が出ることも考えられます。「私は○○家の嫁じゃない。」なんて主張が我が物顔で通るような気もします。
挙句の果てに、先祖代々の「○○家之墓」はどうなってしまうんでしょうか?
末恐ろしい結果が待っていそうな気がします。
もしかしたら、離婚の増加、婚姻の形骸化、幼児・児童虐待の増加、青少年犯罪の増加などにもつながるかもしれません。
それほど家族は大事なモンなんです。
ところで、推進派の「選択制だからいいんじゃないの?」という意見も耳にします。
でもこれには甘い罠が潜んでいそうな気がします。
別姓推進派のねらいは別のところにあるような気がするんです。
戸籍の廃止(家制度の破壊)、多重国籍の容認、外国人参政権の付与、大量移民の実現、人権擁護法案の成立、・・・などなど。この夫婦別姓の法案と無関係ではないでしょう。
となると、これは日本の伝統文化の破壊であり、超個人主義を押し通す無秩序の国になりはててしまうような気がしてなりませんね。
はたして、皆さんはどうお考えになるでしょうか?
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