黒き心を無くして、丹き心を以ちて、清潔く斎慎み、左の物を右に移さず、右の物を左に移さずして、左を左とし、右を右とし、左に帰り右に廻る事も万事違ふ事なくして、太神に仕へ奉れ。
元を元とし、本を本とする故なり。
当ブログ管理人の一文字です。
愛知県岡崎市の田舎神主。
融通の利かない頑固者です。
神社のこと、神道のこと、
世の中のこと、日々の出来事、
家族のこと、などなど。
私、一文字が、
気分次第で記していきます。
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「心の宅急便」
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- 2009年10月27日の記事
FMおかざき「心の宅急便」の55回目の放送です。
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先週の「草薙剣」のつづきです。
三種の神器は、天孫降臨に際し、皇孫・瓊瓊杵尊が天照大御神から授かった三つの神宝のことで、皇位とともに伝わる皇位のしるしです。
八咫鏡(やたのかがみ)
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
の3つですね。
今日はその中の「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」のお話をします。
「八尺(やさか)」というのは、「長いこと、大きいこと」です。
「瓊(に)」は、「美しい玉」を意味します。
「勾玉(まがたま)」は「曲がった玉」ですね。
「古事記」に
この時、玉祖命がお造りになったのが八尺瓊勾玉なんですね。
さて、皇位継承の際、先帝崩御後一番最初に行われるのが、「剣璽等承継の儀」です。
剣璽・・・(草薙剣)
神璽・・・(八尺瓊勾玉)
を継承する儀式です。まさに皇位のしるしを継承遊ばされるわけですね。
今上陛下の場合は、昭和64年1月7日に行われました。
またこの剣璽に関することで、「剣璽御動座」ということをご存じでしょうか?
天皇陛下が行幸される際、三種の神器のうち、剣と璽を天皇陛下が携行することを「剣璽御動座」と言うんです。陛下は、常に三種の神器とともにあられるということなんですね。
しかし、この剣璽御動座の伝統は、戦後しばらく廃止されていました。
警備上の問題等もあったようですが、長く続く伝統を失うことは大問題です。
そこでこの剣璽御動座を復活させようという運動が起こってきます。昭和46・47・48年頃だったそうですが、その時には私共の先輩でもある当時の青年神職等の署名・請願活動が盛んに行われたと聞いています。
その甲斐あって、伊勢神宮の第60回式年遷宮にあたり、陛下自ら新宮に参拝する「御親謁」の時、剣璽御動座が復活したんだそうです。昭和49年のことでした。
そう言えば、先日、岡田外相の「お言葉」発言がありましたね。
国際化の時代、日本人は日本のことをもっと知らなければならないとも思います。
まして国の舵取りを行う大臣の皆さんには・・・・・。
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先週の「草薙剣」のつづきです。
三種の神器は、天孫降臨に際し、皇孫・瓊瓊杵尊が天照大御神から授かった三つの神宝のことで、皇位とともに伝わる皇位のしるしです。
八咫鏡(やたのかがみ)
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
の3つですね。
今日はその中の「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」のお話をします。
「八尺(やさか)」というのは、「長いこと、大きいこと」です。
「瓊(に)」は、「美しい玉」を意味します。
「勾玉(まがたま)」は「曲がった玉」ですね。
「古事記」に
玉祖(たまのをやの)命に科せて八尺(やさか)の勾 (マガタマ)の五百津(いをつ)の御須麻流(みすまる)の珠(たま)を作ら令めて・・・
とあるように、この八尺瓊勾玉は「天の岩屋戸の神話」に由来します。「ズズズゥゥ……」
天の岩屋戸の扉を閉めたアマテラス。
「な、なんだ。どうしたんだ!」
「辺り一面真っ暗になってしまった」
神々が住まう高天の原(たかまのはら)だけでなく、人々の住むアシハラノナ
カツクニ(葦原中國)も突然闇におおわれてしまった。
そして太陽のない闇に包まれた日が続いた。
闇につつまれたのをいいことに、これ幸いとわざわいの神々が不穏な動きを始
める。
このままでは、わざわいの神々に国を乗っ取られてしまう。
一刻も早く、アマテラスに天の岩屋戸から出てきてもらわないといけない…
やおよろず(八百万)の神々は、あめのやすのかわら(天の安の河原)に集ま
り、知恵の神、オモヒカネノカミ(思金神)を中心に作戦を練った。
どうすれば、アマテラスを天の岩屋戸から出すことができるか?
………………
「そうだ!」
名案が閃いたオモヒカネノカミは、すぐさまそのアイデアを実行に移す。
「皆の者、ありったけの長鳴鳥(ながなぎどり)を集めて鳴かせるのだ!」
「かしこまりました!」
「次に、イシトリドメノミコト(伊斯許理度賣命)はヤタノカガミ(八尺鏡)
を、タマノヤノミコト(玉祖命)はヤサカノマガダマ(八尺の勾珠)を作る
のだ。」
「おぉ! 承知いたしました。」
「フトダマノミコト(布刀玉命)は、天香山(あまのかぐやま)へ行って、鹿
の骨を使って占いをし、榊の木を取って、上の枝にヤサカノマガダマを、真
ん中の枝にはヤタノカガミを、下の枝には木綿と麻をつるしたものを用意す
るのだ。」
「分かりました。それでは、さっそく榊を取りに天香山へ行って参ります」
「頼んだぞ。さぁ、皆の者急ぐのだ。早く高天の原に光を取り戻すのだ!」
…………………
準備が整い、最後の手はずを指示するオモヒカネノカミ。
「フトダマノカミは榊を持ち、アメノヤノミコトはノリト(祝詞)を読むのだ。
そして、アメノタヂカラヲノカミ(天手力男神)はアマテラス様がお隠れに
なった天の岩屋戸の脇に隠れているのだ。よし、準備はよろしいか。では、
アメノウズメノミコト(天宇受賣命)、頼んだぞ!」
天の香山(あめのかぐやま)から取ってきたササの葉を持ったアメノウズメは、
胸を出した状態で、神がかりにあったように一心不乱に踊りだす。
それに合わせて、八百万(やおよろず)の神々は大いに笑った。
「あーはっはっは」
「いいぞー、もっと踊れや、歌えや、大いに騒ごうぞ!」
「いやぁー、はっは、愉快愉快」
………………
その笑い声は天の岩屋戸に隠れたアマテラスの耳にも聞こえてきた。
おかしいと思ったアマテラスは天の岩屋戸を少し開け、外の様子をのぞくと、
アメノウズメが踊り、神々が笑っている姿が目に映った。
そこで、アメノウズメに話しかけるアメテラス。
「何やら騒がしいようですね。でも、高天の原は私がいなくなって闇につつま
れているはず。どうして、お前は歌い踊り、神々は笑っているのですか?」
「あなた以上に貴い神がお出でになられたのです。だから、私たちは喜び笑っ
ているのです。」
アメノウズメがアマテラスと話している最中に、アメノコヤネノミコトとフト
ダマノミコトが鏡を差し出し、アマテラスに見せると、その鏡には光り輝く神
の姿が映っていた。
「(本当に自分以外の日の神が現れたのかもしれない。ここから出てもっとよく
見ないと…)」
自分の姿を別の貴い神だと勘違いしたアマテラスは、不安になってもっとじっ
くりその神を見ようとそろそろと天の岩屋戸から出てこようとした。
アマテラスが岩屋戸から出てこようとしたそのとき、
「パシッ」
岩屋戸のそばに隠れていたアメノタヂカラヲノカミは、アマテラスの手をつか
み、一気に岩屋戸からアマテラスを引き出した。
「それっ! 今だ!」
アマテラスが天の岩屋戸から完全に出てきたその瞬間、フトダマノミコトは、
天の岩屋戸に二度と入れないようにしめ縄で封印し、アマテラスに懇願した。
「これからは二度とこの中に入らないでください。」
アマテラスが天の岩屋戸から出てくると、辺り一面に光が戻り、明るくなった。
この時、玉祖命がお造りになったのが八尺瓊勾玉なんですね。
さて、皇位継承の際、先帝崩御後一番最初に行われるのが、「剣璽等承継の儀」です。
剣璽・・・(草薙剣)
神璽・・・(八尺瓊勾玉)
を継承する儀式です。まさに皇位のしるしを継承遊ばされるわけですね。
今上陛下の場合は、昭和64年1月7日に行われました。
またこの剣璽に関することで、「剣璽御動座」ということをご存じでしょうか?
天皇陛下が行幸される際、三種の神器のうち、剣と璽を天皇陛下が携行することを「剣璽御動座」と言うんです。陛下は、常に三種の神器とともにあられるということなんですね。
しかし、この剣璽御動座の伝統は、戦後しばらく廃止されていました。
警備上の問題等もあったようですが、長く続く伝統を失うことは大問題です。
そこでこの剣璽御動座を復活させようという運動が起こってきます。昭和46・47・48年頃だったそうですが、その時には私共の先輩でもある当時の青年神職等の署名・請願活動が盛んに行われたと聞いています。
その甲斐あって、伊勢神宮の第60回式年遷宮にあたり、陛下自ら新宮に参拝する「御親謁」の時、剣璽御動座が復活したんだそうです。昭和49年のことでした。
そう言えば、先日、岡田外相の「お言葉」発言がありましたね。
「お言葉に陛下の思いを」と外相 閣僚懇で宮内庁に検討要請
岡田克也外相は23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁に対しお言葉の見直しを検討するよう求めた。
閣僚が天皇陛下の発言について意見を述べるのは異例。首相官邸で記者団の質問に答えた。
同時に「政治的な意味合いが入ってはいけないという、いろいろ難しいことはある」と指摘。その上で「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。わざわざ国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と強調した。
この発言に関し、平野博文官房長官は記者会見で「コメントは差し控えたい」と述べた。
【共同通信】
伝統や文化を軽んじたり、否定するのは愚の骨頂だと思います。第173臨時国会の開会式が26日午後、参院本会議場に天皇陛下をお迎えして行われた。陛下は「国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを切に希望します」とのお言葉を述べた。
開会式のお言葉をめぐっては、岡田克也外相が23日に「陛下の思いが入ったお言葉をいただく工夫ができないか、考えてほしい」と問題提起していたが、今回は従来と同じ内容となった。
時事ドットコム(2009/10/26-13:16)
国際化の時代、日本人は日本のことをもっと知らなければならないとも思います。
まして国の舵取りを行う大臣の皆さんには・・・・・。
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